◾️LEKI / BlackSeries Micro Bario Carbon ¥25000+税
レキ / ブラックシリーズマイクロバリオカーボン
スペック
マイクロバリオカーボンシリーズの中でもこのモデルだけ上段シャフトと中段シャフトが同径でφ16mm、下段がφ14mm(他モデルは上段がφ18mm、中段がφ16mm、下段がφ14mm)。そしてロック機構がシンプルな構造の「コアロッキングデバイス」で、アンチショックも付いていなく軽量化が図られています。重量は204g/1本。
伸縮長:110〜130cm
収納時長さ:41cm
経緯
これまではブラックダイヤモンドのトレイルを使ってました。レバー式の長さ調整方式で年中活躍してました。ただ最近、日帰り登山ではトレランシューズにトレランザックという装備でがっつりトレランではないけどたまに走ったりとスピードハイク的な山行スタイルで距離を歩くようになってきました。特に丹沢山塊はよく行きますが、なんたって段差が結構キツくて足にダメージが来るのでストック1本でもあったらと思うことがしばしば。通常のストックではトレランザックへの取付が厳しいので「折りたたみ式」が候補に上がり、走る際にも振りやすい「軽量モデル」が希望でした。ただ軽ければいいって訳でなく、テント泊縦走や雪山登山でも使いたいのでしっかりさと雪用バスケットが付けられることも条件です。そこで悩みに悩んで選んだのがBlackSeriesマイクロバリオカーボンでした。
レビュー
先日の”残雪期乗鞍岳”で使用しました。ピッケルに持ち替えるまではずっとストックを使用。まず感じたのは持ってないような軽さだったこと。ストックはどうしても持ち上げる動作が発生するので長時間の使用だと腕の疲労感が出なくはないですが、かなり軽減されたように感じました。今まで使っていたブラックダイヤモンドの古いモデルのトレイルは2本で約540gなので2本で約130gの軽量化になりました。
そして「エルゴンサーモロンググリップ」の使い勝手の良さ。登りで大きな段差が現れれば短く、斜面のトラバースでは山側は短く谷側は長く持ちたい、ちょっと体重をかけたい時にはグリップを上から握るなどあらゆる状況に対応できて使いやすいです。上から握る際も手のひらに食い込まずしっかり握れるのがエルゴングリップの良さです。
ストラップのセーフティシステムで長さ調整が容易で、雪山はグローブを付け替えたり重ねたりと手周りのボリュームが変わるのでこれが意外に便利でした。
ストラップは素手で使ってもとても肌触りが良く速乾性にも優れています。個人的にはグリップをギュっと握っていることは少なく、ストラップに少し力を掛けながら使いますが、ストラップが触れる箇所が痛くなることはありませんでした。
素材のカーボンは軽量で振動抑制機能があるのがメリットですが、デメリットは傷が入ると折れやすいので使用に気を使わないといけないと、という気もしますが持っていないような軽さと使い勝手の良さに負けました。軽さだけで言えばこのストックより軽量なものは他メーカーから出ていますが、軽いながらもしっかりさと使い勝手の良さを合わせ持っているものは少ないです。まだテント泊縦走では使用できていませんが通常使用では問題はなさそうな印象です。
身長175cmでストックの長さは110cmで使用しています。
店頭でも
折りたたみ式のストックをお求めのお客様も日帰りの小さなバックパックから飛び出さない、岩場通過などで外付けしたくないなどの要望が多く聞かれるようになってきています。実際、去年の店頭でもレキのマイクロバリオカーボンシリーズはメーカー在庫がなくなるほどよく売れていました。
脚へかかる負荷・疲労を軽減するのと、バランスを取るのが容易になるのでストックを使うメリットはかなり大きいです。ただあくまで歩行をサポートするものなのでストックに体重をずっと掛けていたり頼り過ぎてはいけません。
ストックをまだ使用したことない方はぜひ検討してみてください。買い替え検討の方はマイクロバリオカーボンシリーズおすすめです!
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好日山荘 横浜西口店
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Staff / クサカベ
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