晴天の青空と、緑に覆われた山々。
晴れた山は最高ですね!
しかし、朝は晴れていたのに、
昼ごろになったら山の上は雲で真っ白だった・・・
歩いていたらあっという間に雲に囲まれて、雷が!!!・・・
などなど、皆さん経験があるのではないでしょうか?
こちらの写真は、午後の後立山連峰 爺が岳~鹿島槍ヶ岳間。
写真の右側が東で、雲が大きく湧き上がっています。
この日は、朝は薄雲程度で晴れていましたが、昼ごろには雲が張り出してきています。
地図で見ると、爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳への稜線に向かって、
東側の山の斜面が鹿島川から立ち上がっています。
また、鹿島川下流には、大町市の盆地の市街地が広がっています。
夏の晴天の日光で大町市盆地の湿気(地図上の青い円)が温められて鹿島川沿いに湧き上がり、
山の斜面を駆け上がった所で冷やされて雲(地図上の赤楕円)になる、という仕組みです。
午前中に暖められた空気と湿気が午後くらいに山の上で雲になって、午後に天候が崩れるのです。
地形以外にも風の流れなどでも天候の変化は起こりますが、午後が荒れやすいと言えます。
気象庁の雷のデータでも、7月、8月の雷の発生件数は一年でも最も多いことがわかります。
そして、時間帯では、12時を過ぎると急激に発生確率が上がっている事が分かります。
夏山は午後早めに、14時くらいまでに到着しましょう。
夏山は晴れていても天候が変化しやすい。
注意しておきましょう。
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