今年はなかなか夏山に行けませんでしたが、確実に山の秋は近づいてきています。チングルマの穂花やウラシマツツジの真っ赤な葉や、イワイチョウ・コバイケイソウなど草紅葉も始まっている頃でしょうか。
夏山はそこまでレイヤリングを意識しなくてもなんとかなりますが、秋は"気温が下がってくる"のと"風が冷たくなってくる"ので快適に歩くために、低体温症にならないために寒暖差に対応できるレイヤリング・防寒対策が大切です!
①アンダーウェア
晴れていたり日中動いている時は汗をかくことはまだまだあります。夏に比べて日中の外気温はもちろん下がってくるので休憩時はより汗冷えで体が冷えやすくなります。
■MILLET / DRYNAMIC® MESH SHORT SLEEVE ¥5,830(税込)
ミレー / ドライナミックメッシュショートスリーブ
■finetrack / DRYLAYER® BASIC T ¥4,620(税込)
ファイントラック / ドライレイヤーベーシック
など疎水素材や撥水生地のメッシュアンダーで汗をしっかり吸い上げ、汗冷えを減らしましょう。
②ベースレイヤー
日中の気温は15℃前後が多くなってくるので吸汗速乾性のある長袖タイプがおすすめ。20℃くらいになると半袖の方が良いかも(個人差あり)。
■FOREST WARDROBE / 150 FEEL MERINO LS TEE ¥9,350(税込)
フォレストワードローブ / 150フィールメリノロングスリーブティー
個人的なおすすめはメリノ150g/m2(薄手)のロングスリーブ。優れた吸湿性、寒暖差に対応してくれる温度調整機能(適度な保温性)、汗冷えの少なさ、防臭・抗菌作用など機能性抜群。上にウィンドシェルやレインジャケットなど着重ねることも増えてきますがそんなときも蒸れにくくて良いです。
③ウィンドシェル
防風性と透湿性、撥水性に優れたウィンドブレーカー。防風という面ではレインジャケットも有効ですが日中など蒸れてしまうことが多いので、少し肌寒いときはウィンドシェルが蒸れにくく一番活躍することが多い気がします。軽量で収納もコンパクトなので1枚はバックパックに入れておくと便利です。防風することで体感温度は大きく変わります。
■Rab / Vital Windshell Hoody ¥13,200(税込)
ラブ / バイタルウィンドシェルフーディー
weigh:約160g
④ミドルレイヤー(厚手のベースレイヤー・薄手のフリースなど)
毛足の長いタイプは保温性がありすぎて行動中に着れなくなってしまうので薄手タイプがおすすめ。ベースレイヤーの厚手タイプや薄手のグリッドフリースなど適度な保温性と通気性を兼ね備えたものがおすすめ!
■MILLET / WHOLEGARMENT WAFFLE WOOL HOODY ¥16,500(税込)
weight:約232g
程よい厚みのあるウールフーディー。ワッフル生地で保温性と通気性に優れているので風が強いときなど防風性のあるものを重ねればしっかり保温性が出ます。ベースレイヤーとしても着用可能。フードとサムホール付きはなんだかんだこれからの時期に便利です。
⑤レインウェア
超軽量薄手タイプではなく、ゴアテックスなどプロテクションが高めのものがおすすめ。雨のときはもちろんですが、風が強かったり④でも保温性が足りないときなど状況に応じてさらにレインウェア着重ねましょう。
■THE NORTH FACE / Panmah Jacket ¥49,500(税込)
ノースフェイス / パンマージャケット
weight:約250g
袖、裾の調節が容易で、ヘルメット対応フードで透湿性に優れたGore-Tex Active使用ジャケット。もちろんレインパンツを持っていくのもお忘れなく。
⑥インサレーション(ダウン、化繊綿)
停滞時(長い休憩、山小屋泊・テント泊など)には保温性に優れた軽量なインサレーションが必要です。
■MAMMUT / Meron Light IN Jacket AF ¥38,500(税込)
マムート / メロンライトインジャケット
weight:約230g
高品質な850フィルパワーのグースダウンを71g封入。停滞時に便利な軽量コンパクトなダウンジャケット。停滞時はもちろんですが、行動中にあまりにも寒い場合はダウンジャケットを着ることもあります。
⑦ウェア小物
最後に、忘れがちなのが手袋やネックゲイターなどのウェア小物。手袋(グローブ)は薄手のフリース生地など保温してくれるものとレイングローブの2種類で温度調節するのがおすすめ。
左:finetrack / EVERBREATH® TRAIL GLOVE ¥6,490(税込)
ファイントラック / エバーブレストレイルグローブ
軽量32gの防水防風のレイングローブ(完全防水ではない)。インナーグローブを入れられるサイズ感で選ぶと良いです。指先、パーム部分は滑りにくいハイグリップ素材を使用しているので細かい作業もしやすい。
中:MAMMUT / WOOL GLOVE ¥6,600(税込)
マムート / ウールグローブ
ウール素材の保温グローブ。単体での使用はもちろん、レイングローブと合わせて使用すれば温度変化に対応できます。
右:THE NORTH FACE / DIPSEA COVER-IT ¥2,860(税込)
ノースフェイス / ディプシーカバーイット
首回りを保温するだけでも体感温度は結構変わります。秋はまだまだ薄手のものが便利。
レイヤリング
行動中:①+②をベースに状況に応じてレイヤリング。朝一など気温が5℃前後のときは③④⑤などをレイヤリング。日中は樹林帯だと①+②、稜線だと①+②+③になることが多い気がします。去年の10月の白馬に行ったときは風がものすごく冷たくて稜線の行動中にもレインジャケットの上にダウンジャケットを着用しました。
停滞時:山小屋泊やテント泊など宿泊時は④+⑥は必須でしょう。寒がりな方はさらにダウンパンツ、保温タイツなどあると〇。
ウェアの脱ぎ着で温度調節を細かく行いましょう。山に入る前に山の最新情報を得たり、気温と天気図の確認はお忘れなく。こんな感じで"9月中旬の北アルプス~12月の丹沢など"に対応できます。個人差はあるかと思いますが参考にしてみてください!日の出は遅く、日の入りは早くなるのでしっかりとした行動計画を立て、紅葉登山の準備をして安全に登山を楽しみましょう♪
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Staff / クサカベ
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