夏山シーズン間近ですが、テント泊登山装備は揃いましたでしょうか?テント泊・避難小屋にスリーピングマットは良質な睡眠を得るのに大切な装備。寝袋だけでは敷布団代わりにはなりません。
今回はスリーピングマットの中でも「エアマット」に限定しておすすめを紹介します。シーズンは夏秋の北アルプス想定です。マットの中でもエアマットは若干高価にはなりますが、収納サイズがコンパクトで軽量なものが多いです。デメリットは高価なところと、万が一穴が空いてしまった場合には最低限のクッション性がない点です。
万が一の穴あきを防ぐためには少し丁寧な扱いをするのと、マット下の保護を追加してあげれば比較的防げます。テント内にエマージェンシーシートを敷いたり、エアマット下にevernew/FP Matやアライテント/テントマットを敷いてあげると良いでしょう。特に岩の多いテント場ではevernew/FP Matは有効です。
■EXPED/ULTRA 3R M Mummy ¥28,600(税込)
エクスペド ウルトラ3R
サイズ:183 x 52 x 7 cm
R-Value:2.9
重量:370g
20Dリップストップリサイクルナイロン生地に、空気室の上部と下部に60g/m³のTexpedloft断熱材を封入。縦バッフルは重量は重くなりますが寝心地は抜群。横向きで寝ても底付き感はありません。足元にかけてテーパードするマミー型ですが、両サイドのバッフルが少し高くなっているので身体は落ちにくいです。
■THERMAREST/NEOAIR UBERLITE R ¥42,900(税込)
サーマレスト ネオエアーウーバーライト
サイズ:183 x 51 x 6.4 cm
R-Value:2.3
重量:250g
15Dナイロン生地に、安定した面をつくり効果的に断熱するトライアンギュラーコアマトリックスを採用。他マットと違い中綿を入れていないので抜群に軽量・コンパクト。張りのある薄手の生地なので寝返りを打ったりすると少しパリパリ音がします。さらに汎用性を求めるなら「NEOAIR LITE NXT」も在庫しています。
■SEA TO SUMMIT/Ultra Light INSULATED S ¥19,030(税込)
シートゥーサミット ウルトラライトインシュレイテッド
サイズ:168 x 55 x 5 cm
R-Value:3.1
重量:430g
軽量かつ丈夫な30/40Dナイロン生地に、上下2気室に分かれていない1気室構造で、エアスプラングセルの快適さと軽さを両立。反射フィルムExkinプラチナムと中綿サーモライト®を追加して保温性をアップ。
エアスプラングセルは圧力が分散され、やわらかく身体にぴったり添うことで快適な寝心地を提供します。上記2モデルよりも生地が厚めなので安心感はあります。
EXPEDはIN、OUTと2バルブ構造。
EXPED、THERMARESTは約20Lスタッフバッグ兼空気入れ
SEA TO SUMMITはマットの収納ケース兼兼空気入れ
どのモデルもバルブは逆流防止弁付きで、空気入れが付属するので膨らませるのも手間ではありません。パンパンに空気を入れるよりはMAXの状態から少し空気抜いて軽く身体が沈み込む方が寝心地が良いと感じています。
マットはサイズ選択ができるものが多いですが、腰周りの負荷が大きいので全身納まるサイズの方が寝心地は良いです。寝心地よりも軽量コンパクトさを重視したい場合は120cm前後の長さで足元にバックパック等を置くのも有りです。夏限定で考えればもう少しR-Valueが低いものでも問題ありません。
日本の登山道は狭い場所が多いのでクローズドセルタイプの外付けではなく、エアマットやセルフインフレータブルタイプでバックパック内にパッキングした方が安全に歩けます。エアマット以外はマットの厚みが薄くなるので、個人的にはエアマットの寝心地が好みです。今や他のマットには戻れません。店頭で色々とお試しもできますのでスタッフにお気軽にお声かけください!良質な睡眠をとって安全にテント泊登山を楽しみましょう!
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