暑さが和らぎ、今年も近郊日帰り登山・ハイクのベストシーズンがやってきました♪
ただ、秋は歩いていると汗ばみ、休憩中は風が寒い。1番服装が難しい時期でもあります。
軽視すると低体温症で動けなくなるなど遭難リスクも…登山の基本、重ね着(レイヤリング)のポイントを改めて紹介します!
過去PIC:10月上旬 飯豊山
▼過去紹介▼
紅葉登山の服装、選び方
①肌着(ドライレイヤー)
汗を早く乾かし、体を冷やさないための肌着。水を吸わない化繊生地が毛細管現象を利用して汗を吸い上げ、速乾シャツにすぐ移します。
■MILLET / ドライナミック メッシュ NS クルー┃100g┃¥ 5,830
ミレーの網シャツことドライナミックはポリプロピレンを使った吸汗性の良さがポイント。ややかさ高のある網目生地でベースレイヤーとの組み合わせによっては若干の保温性も。春秋(冬)など気温差が多い時期が1番得意な印象です。
当店駐在のMILLETスタッフによると、肩周りの可動域を邪魔しないノースリーブがイチオシとのこと✨️
■finetrack / ドライレイヤーベーシックT┃46g┃¥ 4,950
神戸発の元祖ドライレイヤー。登山での1番のリスク、体を濡らさない冷やさないことがコンセプトで汗を吸い上げるだけでなく、表生地には撥水加工を施し、外からの水分を弾く役割もございます。
網シャツと比べ、薄手のメッシュ生地なのでシチュエーションを選ばず使いやすい。保温力が欲しい場合はドライレイヤーウォーム、盛夏ならクールと使い分けができます。
②吸汗速乾シャツ(ベースレイヤー)
行動中のオーバーヒート(熱がこもり、必要以上に汗ばむこと)を防ぐためにベースレイヤーは厚手にしすぎないのがオススメ。長袖なら春夏に使っていたもので代用も可能。少々値ははりますがメリノウールの長袖が1着あるととっても便利です。
③行動着・フリース(ミッドレイヤー)
運動中に熱がこもらないフリースがあると良いです。従来、patagonia R1を代表するフリース生地をグリッド状に配置するタイプが主流でしたが、素材の進化で帝人Octaのような中空構造の糸が開発され、かるふわな生地のフリースが登場。これから買うならこっちがよりオススメ!とっても軽くてびっくりします。
■MILLET / スルー ウォーム クルー┃160g┃¥ 18,700
落ち着いたカラーとふわふわ生地で当店でも発売以来人気のモデル。
サイズ展開がユニセックスなので自分の体格にあったサイズを選びやすいのもポイントです。
モコモコした生地が特徴 MILLET/THROUGH WARM
■patagonia / R1エア・クルー│275g│¥14,300
独自のジグザグ構造で軽量性と適度な保温力の両立をしているパタゴニアテクニカルフリースの新しい定番アイテム。
■THE NORTH FACE /エクスペディショングリッドフリースフルジップフーディ┃210g┃¥19,800
ノースフェイスが本格登山で欲しい機能を詰め込んだ最高峰ライン、SUMMIT SERIESの1着。
ハーフジップ、クルーなど好みに合わせてデザインを選べます。※当店では今季フルジップフーディをご用意しています。
■Mountain Hardwear / エアメッシュロングスリーブクルー┃83g┃¥9,900
帝人Octaをメッシュ生地に縫い付けたAirMeshを使用。紹介モデルの中で最も薄手で通気性が良いので、運動量の多い方にオススメです。
【New Color】今年もやってきた”かるふわ”ミッドレイヤー Mountain Hardwear / AirMesh Long Sleeve Crew
④ジャケット
ウィンドシェルかソフトシェル。悩むところですが、運動量の多い登山の方はウィンドシェル。樹林帯メインで防寒性を重視するならソフトシェルを選ぶと良いと思います。
【ウィンドシェル】
■Rab / Vital Hoody┃130g┃¥14,300
英国のアルパインに特化したアイテムを作るRab(ラブ)のウィンドシェル。シルエットに無駄がないクライマーフィットでコスパもよいです。取扱店舗の少ないメーカーなのでレアアイテムかもしれません。
■SENSE FLOW JACKET┃120g(women)┃¥18,700
運動量の多いロードやトレイルでのレイヤリングを想定したインサレーションウィンドシェル。パンチングが施されたウィンドシェルに目の荒い薄手のOcta® Loftを体のコアに配置したトレイルランが得意のサロモンらしいデザインです。
【SALOMON】 2024秋冬 Wear NEW ARRIVAL
登山を始めたばかりの方、荷物を極力減らしたい方は防水ジャケットで代用ももちろんOKです。
防水メンブレンを使っていないモデルであれば蒸れを気にせず行動中も着用できるので③ミッドレイヤーを飛ばして①ドライレイヤー+②ベースレイヤー+④ジャケットと気温や風の強さに応じて組み合わせられます。
⑤防寒着・保温着(インサレーション)
長い休憩をしてご飯を食べたり景色をゆっくり眺めたりする場合、あるいは山小屋泊で朝晩の冷え込み対策に。暖かくて軽いダウンのインサレーションがあると良いです。
【ダウン】■THE NORTH FACE /ライトヒートジャケット┃205g┃¥28,600
環境に配慮したリサイクルダウンを中わたに使用。表地は軽くて丈夫なブランド素材PERTEX Quantum ECOで、内ポケットに本体を収納できるのでコンパクトに持ち運べます。
【化繊綿】■patagonia / ナノ・パフ・ジャケット│337g│¥33,000
化繊綿で軽量コンパクトな60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコを使用したパタゴニア定番アイテム。ジャケットだと寒くダウンだと暑いスキマを埋めてくれる、程よい保温力が人気の秘密です。
ウェアレイヤリングのコツ!
この中でも特に①ドライレイヤー③フリースは夏山や普段の登山で使ってこなかった、あまり良さを感じなかった方でも今の時期なら試していただくと使いたくなると思います。
デザイン含めて選択肢が豊富にありますので自分に合った組み合わせをぜひ探してみてください!
【行動中】
・寒くはないけど風が冷たい
→①肌着+②吸汗速乾シャツ+④ジャケット
・肌寒いけど動くと蒸れる
→①肌着+②吸汗速乾シャツ+③フリース
・肌寒く風が冷たい
→①肌着+②吸汗速乾シャツ+③フリース+④ジャケット
POINT:とにかく発汗などで余計な体力を使わないこと
速いペースで歩く方(運動量の多い方)は特に体温が上がるので着込みすぎない(歩き始めはやや肌寒いくらい)と良いと思います。
【休憩中】
・小休止→+④ジャケット
・長い休憩→+⑤防寒着
POINT:とにかく温まった体を冷やさないこと
疲れて面倒くさくなりがちなので、できるだけバックの上の方(取り出しやすい位置)に入れておきましょう。
適切なウェア選択で省エネで安全に紅葉登山、秋山を楽しみましょう♪
お悩みのポイントはぜひお気軽にスタッフにご相談ください!
投稿日:2024/10/08
STAFF / オダ
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