センタープラザ神戸本店にて
お客様の登山靴選びを
毎日ご案内しておりますが、
以下の事をよく質問されます。
①初心者におすすの靴はどれですか?
②普段の靴より大きめのサイズにしないといけませんか?
③幅広の靴のほうが、楽で履きやすいですか?
これらについては、まず
下記のリンクををご参照いただければ
おおよそ解決します。
好日山荘スタートnavi 「登山靴の選び方」
https://www.kojitusanso.jp/start_navi/device/mountain_shoes/
登山靴の種類、選び方、サイズの決め方、お手入れ法まで
わかりやすく網羅されています。
ぜひ一度ご覧ください。
今回の記事では
好日山荘スタートnaviの内容をさらに補足しつつ、
センタープラザ神戸本店のお客様にフォーカスして
上記3つ質問にお答えして行こうと思います。
では順番にみていきましょう。
① Q「初心者におすすめの靴はどれですか?」
A「軽くて柔らかめのミドルカットです。」
↑こんなかんじの靴です。
じつは正確な返答は
「登山靴は初心者・経験者とわず、
登る山の標高やルートによって、必要な靴の種類が変わってきます。」
なんですが、
当店の初心者のお客様は
・六甲山
・須磨アルプス
・播磨アルプス
など神戸市周辺の山がデビュー戦になる場合が多いようですので、
ここに合わせたご案内です。
これらの山は、歩きやすい舗装路から急峻な岩場まで出てきます。
舗装路や平坦な場所はやわらかい靴が歩きやすいです。
しかし急峻な岩場やでこぼこした場所では捻挫する危険ががあるため、
やわらかくも、少し足首のサポートがあるミドルカットをおすすめしております。
こういうところでは硬すぎる靴はかえって歩きにくいです。
足首のサポートがだんだん活きてきます。
須磨アルプス・馬の背のアップダウン。
ミドルカットでよかった~と思うはず。
兵庫県の山は、
県内最高峰の氷ノ山(1510m)
朝来市にある段々峰(1106m)
を除けば、ほぼ1000m以下の
日帰り可能な低山です。
最初にミドルカットを選べば、
春~秋にかけ、県内の多くの山に対応できますので
やはりおすすめです。
ちなみに
ここは長野県の北アルプス某所。
こんなかんじのところは、また別の靴が必要になりますので、
その都度ご相談ください。
② Q「普段の靴より大きめのサイズにしないといけませんか?」
A「足の実寸に対して、+0.5㎝~1.5㎝が目安です」
理由は、山の下りでつま先を先端にぶつけないためです。
赤丸の部分でつま先が当たると痛いです。
ひどいと爪を傷めて激痛で歩けなくなります。
なので空間をあけておかないといけません。
専用の靴下を履いて、インソールに足を置いてみます。
実寸+1.0㎝を履くとこのくらい隙間が空きます。これならOK。
もうすこし大き目に履く人もいます。
実寸ぴったりだと、ほぼ隙間がありません。
街歩きならよいのですが
登山の下りだとすぐにつま先が痛くなってしまいます。
最低でも0.5㎝上のサイズを履きましょう。
③ Q「幅広の靴のほうが、楽で履きやすいですか?」
A「お客様の足型によります。2足以上履き比べてフィット感を比較しましょう。」
人によって、足型はばらばらです。
日本人の足は甲高幅広であると
よく言われますが、
そうじゃない人もたくさんいらっしゃいます。
↑ちょっと形が違うのがわかるでしょうか?
赤いほうがやや広い。
黒い方がやや細いです。
どちらが合いそうか
スタッフと相談しながらじっくり選んでください。
当店のスタッフは、一人一人の足型に
合いそうな靴をお見立てするのも得意ですよ。
気軽に会話しながら、一緒に楽しく選びましょう。
他にも、
「やっぱり防水はゴアテックスのほうがいいですか?」
「ローカットで山に行ってもいいですか?」
なども頻繁に質問されますが
あまり書くと長くなってしまいますので
今回はこの辺で失礼します。
気になる事があればお気軽に
お店にお立寄り頂き、スタッフに声をかけてください。
各線・三宮駅から徒歩5分と
立ち寄りやすい立地となっております。
皆様のご来店お待ちしております。
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