2017年11月 6日 (月)

ダウンジャケットの収納にオススメのスタッフバック

いつも松本パルコ店をご利用いただき、ありがとうございます。

スタッフ 杉原です。

店頭ではダウンジャケットを探しに来られるお客様が増えました。

さて皆さん、ダウンジャケットを何に入れて山にも持って行っていますか?付属のスタッフバックが付いているモデルが多いですが、やはり防水仕様のスタッフバックに入れていくのが安心でしょう。

今回はダウンジャケットの持ち運びに適した「防水仕様のスタッフバック」についての話です。

言うまでもないことですが、ダウンは濡れたら終わりです!

これまで様々なロールトップ型「防水仕様」のスタッフバックを使ってきましたが、完全防水というのはなかなか難しく、びしょ濡れにはならないまでも多少湿ってしまうことがよくありました。

Pb050022 万全を期すために、「スタッフバックinビニール袋」など考えてやったりしました。

が、ビニール袋が破れたらやはり濡れましたし、冬山ではグローブをしての出し入れに難がありました。

マルチピッチのアイスクライミングや冬壁をやられる方はビレイ点ごとに着たり脱いだりを繰り返すので、ビレイジャケットの収納袋に悩まれている方もいらっしゃるでしょう。

17155639_629662117245016_10199714_2 (写真:錫杖岳にて)ハーネスにビレイジャケットをぶら下げて登ることも多いですが、気温の高い日や写真のようにスノーシャワーが激しいときなど、スタッフバックごと濡れてしまうこともよくあります。

そんな、ダウンジャケットの収納袋に日々悩まれている皆さまにお勧めしたいのがコチラ!

Pb050005_2 右:マムート DRYBAG LIGHT 5L ¥3,000+税 (展開は5L  10L  15L)

左:EXPED FOLD DRYBAG 7L ¥2,700+税 (展開は3L  7L  10L  15L  20L  25L)

このスタッフバッグ、従来品と比べると防水性・耐久性が格段に優れています!

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Pb050018_2 一般的なスタッフバックは、写真のように縫い目を袋内側からシームテープ処理して防水性を出しています。また、ウレタンコーティングがされているのが普通です。

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Pb050019_2 今回、ご紹介する商品達に縫い目は無く、圧着とつなぎ目のシームテープ処理になっており、水が浸入する隙間がありません。また、生地裏側のウレタンコーティング?のようなものも、従来のスタッフバックより厚い仕様になっており、まるで生地裏全体にシームテープが貼られているかのようです。

Pb050006 どちらの商品も底面がテカテカしています。これは縫い合わせではなく、生地どうしを圧着するには、コーティングされている面どうしを圧着する必要があり、結果的に底面部分のみ、コーティング面が表面になっているのだと思われます。

Pb050008 ロールトップ部分も剛性感ある素材でしっかり作られています。マムートの方が入口部分が硬めでゴツいです。

両方とも、カラビナループが付いています。ビレイジャケットをハーネスにぶら下げたいので、個人的にはこれが絶対条件!

Pb050021 ナイスです。

重さですが、

Pb050010 マムート 53g

Pb050009 EXPED 47g

マムートの方が分厚いリップストップナイロンでできており、パーツ類もよりしっかりした作りになっているので、重量があります。耐久性重視ならマムート、軽くしたければEXPEDという感じですね。

わたくし、昨シーズンの冬からビレイジャケット収納用にマムートの方を使っているのですが、今のところ1回も濡れていません!岩や氷にも擦り付けましたが、摩耗に強く耐久性抜群。ハーネスにぶら下げるため、ロールトップ部分もしっかり作ってあるのは助かります。EXPEDのものは店頭に並んだばかりの商品ですので、まだ使っていませんが、軽量なのでシュラフの収納袋に良さそうだなと思っています。

冬山にダウンジャケットを持って行かれる方、この二つはオススメです!是非、使ってみてください!