山での大敵。
それは、、、、
『汗冷え』
・標高が100m上がると気温は0.6℃下がる(店内放送でも流れてます。要チェック!)
・下界が30℃ → 標高3,000mでは12℃
・さらに風が吹くと体感温度は下がる。(風速1mで-1℃)
このときに汗で濡れたウェアを着ていたらもっと寒い!!!!
最悪低体温症になることも…
そうならないために、アンダーウェアを工夫しましょう。
いずれも汗戻り、汗冷え、ベタつきを防ぐ「ドライ系アンダー」の代表シリーズです。
ミレーは疎水性のあるポリプロピレン素材を嵩を出して編み込んだいわゆる“網シャツ”。
アンダーウェア自体が水を吸わないので、上に重ねたベースレイヤーにどんどん汗を吸わせます。
さらに嵩があるので汗がベースレイヤーに移る段階で通気による汗の乾きも促進。
結果、常に肌面はドライです。
対してファイントラックは超撥水加工を施したポリエステル製のドライレイヤー®。
生地に施された無数の孔を通して汗をベースレイヤーへ移動させ、一方で生地自体が超撥水なので一度ベースレイヤーに吸われた汗や水分は肌面に戻らない。
結果、常に肌面はドライです。
アプローチは違いますが、共通することは「常に肌面をドライにする」こと。
これにより、汗冷え、汗戻り、ベタつきを抑えることができます。
以下、両方試してみた個人的な感想です。
■どちらも身体のラインに沿ったフィット感ですが、ファイントラックは生地が薄くて柔らかいため突っ張る印象は少ないのに対し、ミレーは厚みがありややタイトめなフィットで、脱ぐと網の痕が残ります。
■ファイントラックはポリエステルやナイロンといった化学繊維との組み合わせが基本ですが、ミレーの場合はその他にウールやコットンなどを上に重ねても効果が感じられます。
■いずれも上はノースリーブ、半袖、長袖(ミレーは七分袖)とありますが、夏の場合は脇下までカバーしてくれるTシャツタイプが快適でした。
いずれにせよ、
着ると着ないでは大きな差があります!!!!!
ご自身の安全のために、着用を強くお勧めします。
はやし