登山ハイシーズンに入り、残念ながら遭難の報が毎日のように聞こえてきます。
様々な原因があるので それ自体にどうこうと言うお話ではないのですが
万が一に備えた準備は大切です。
山岳事故・遭難が頻発しての注意喚起として
先日、埼玉県警さんが作成した両神山の令和時代のハザードマップが公表されました。
両神山は古くから歩かれている山で様々なコースがあるのですが
日向大谷、白井差、八丁尾根、梵天尾根…が現在通行可能な整備のされた一般登山道です。
両神山尾乃内沢道上部トラバース
クサリは無く番線(太いワイヤー)があるのみ
スタンスも少なく滑り易い。下りで利用したくない。
登山地図を見ると天武将尾根や尾の内沢道、赤岩尾根なども破線コース(上級者向けこース)として紹介されていますが そういったコースは登山道が行政で整備されていないことも多く、地図を読む力、地形を見る力、岩登りの技術など上級者以上のスキルが必要となる場合もあります。
赤岩尾根1583m峰前衛直登コース 切り立った崖です。
赤岩尾根を楽しむには八丁尾根を鎖を使わないで往復できる程度の
スキルは欲しい所です。
登山地図や山岳雑誌、ガイド本で紹介されているからと言って
簡単に入っていけるルートと言う訳ではないので気を付けたい所です。
それに加えてSNSの情報を見て行くという方も増えているようです。
SNSは特にキレイなシーン、良い所がだけがアップされていることも多く
マイナス面の情報が解りづらいという側面もあります。
ですので、ガイド本・ネット情報は複数見比べて
しっかりと情報を拾えるかどうかが登山計画を練るにあたって大切になってきます。
さらにはスマホの地図の精度が上がり、紙の地図から地形や状況を読みとり
推測し計画、判断する力がそのルートに必要なだけ身に着いていなくトラブルや事故に至ってしまう場合もあるようです。スマホの地図自体はとても便利な物なのでうまく利用して楽しみたいです。
登山を安全に楽しむために
適切な装備を揃えて準備するのはもちろんのことで
事前に歩く予定のルートをしっかりと調べ計画を練り上げることもとても大切です。
装備やルートが自分で判断が出来ない、悩む時は自分より熟達して信頼のおける人に相談する、好日山荘の様な登山用品店で相談してみるのも一つのでです。
ツイッター 警視庁警備部災害対策課より
それと出掛ける時は登山計画書を残しましょう。
しっかりとした計画書が理想ですが、ルートメモ程度でもいいので残しましょう。
万が一の場合の初動が変わってきます。
登山計画書は、各地自治体の警察署に郵送、FAXなどで提出。現地登山ポストに提出。(必ずあるわけではない。) 登山届サイトコンパスなどネット上で提出などいくつか手段があります。
登山届サイト【コンパス】はコチラから
7月の富士登山の時の自宅用メモ。
このままファイリングしておけば旅の記録にもなります。
スタッフOはハイキング程度の時はメールで行程を伝えて、泊まりや沢、バリエーション、雪山などリスクが高い山行の時はネットで登山届+紙でルート・予定時間・携行装備などをメモして残していきます。
※ネット提出の登山届も妻と共有しています。
夏山シーズンはまだまだ続きます。
夏山が終われば今度は彩り鮮やかな秋の登山シーズン。
しっかりと準備して、しっかりと計画して
次の登山も楽しめるようにしていきたいですね❢❢
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