2017年1月27日 (金)

アバランチ・ギアの必要性

アバランチ・ギアとは、雪崩の際に理没者を捜索するための道具。

ビーコン、プローブ、スノーショベル、主にこの3点セットをアバランチギアと呼びます。

-ビーコン-

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457キロヘルツの周波数を送受信し、理没者のおおよその位置を特定できる捜索機器。現在のビーコンはデジタル化され、初心者でも視覚的にも扱いやすくなっています。3本アンテナを搭載したビーコンが主流になっており、様々な方向から電波を送受信可能です。

ビーコンは送信する側受信する側の二台あって初めて成り立つ機器、複数人で登る際は全員が装備する事が理想です。


-プローブ-

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折りたたみ式の探棒。ワイヤーを引っ張る事で2~3mの長さになります。理没者を捜索するエリアの目印として、また、地面にプローブを突き刺した感触で理没者を探しだす捜索道具。雪洞を掘る際や、雪崩れそうな積雪層を調べる計測道具としても使えます。


-スノーショベル-

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バックパックに収納しやすくサイジングされた伸縮式のショベル。ブレードの形や大きさ、シャフトの長さは様々。レスキュー時に理没者を掘り起こす時はもちろん、雪質のチェック、テント泊や雪洞泊などにも活躍します。

シャフトを伸ばすと、足を使って掘り起こすのに丁度良い長さに。

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-スノーソウ-

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圧雪された雪を切り出し、雪質チェックや雪洞を作る際に使う専用のノコギリ。レスキュー時に使う事は無いかもしれませんが、アバランチギアに追加しておくと便利な道具です。


これらのアバランチギアは、どちらかというとバックカントリースキーの装備。登山の行程によって要不要があります。ですが、緊急時にアバランチギアを正しく使えれば命を救える確率を上げられます。

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Staff/佐野