暑すぎる夏、快適に山で遊ぼうと思ったら、やっぱり「沢」!!
美しい森のなか、清流と戯れると、心が洗われるような気がします。
でも「沢登り」は難しそう。危なそう…。そんなイメージを持っている方も多いと思います。
これからご紹介していきたいのは、「沢登り」ではなく「沢歩き」。
なにも「沢」は難しい滝を登ったり、深い淵を泳いだりするものばかりではありません。
どこまでも続くナメ床を歩いたり、隠れた大滝を見に行くだけでも楽しいものです。
装備は最低限、沢靴・沢スパッツ・沢グローブがあればやさしい沢を歩くことができますが、グレードが上がれば当然、ヘルメット・ハーネス・ロープなどが必要になっていきます。
「沢」に関心のある方は、いつもの登山道をはなれ、ちょっと冒険気分を味わってみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するのは、西丹沢にある「本棚ほんだな」です。
「本棚」は流量、落差ともに丹沢山地最大級の大滝と評される名瀑です。 日本登山体系などでは落差70mと記されています。
「本棚」があるのは畦ヶ丸の東面の中腹。
登山道からすぐのところにあり、トレッキングシューズで行くことができるので、沢装備は不要です。
起点は、西丹沢ビジターセンター。
新松田からバスで来ることもでき、マイカーでも無料の駐車場があります。
「本棚」のある本棚沢出合まで約40分。
そこから登山道をはなれ、数分で「本棚」を見上げることができます。
茹だるような暑さから解放されるひと時は、気分爽快なものとなるでしょう。
盛夏の涼を求めて、丹沢随一の大滝を訪れてみてははいかがでしょうか。
因みに西沢本棚沢そのものは、大滝を高巻けば、それほど難しくはない初級の沢ルート。
短い距離のなかに沢の面白さが凝縮され、詰めも比較的容易なので、初級者のステップアップに最適です。
好日山荘 横浜西口店
045-317-1049
Staff / イトウ