暑すぎる夏、快適に山で遊ぼうと思ったら、やっぱり「沢」!!
美しい森のなか、清流と戯れると、心が洗われるような気がします。
でも「沢登り」は難しそう。危なそう…。そんなイメージを持っている方も多いと思います。
これからご紹介していきたいのは、「沢登り」ではなく「沢歩き」。
なにも「沢」は難しい滝を登ったり、深い淵を泳いだりするものばかりではありません。
どこまでも続くナメ床を歩いたり、隠れた大滝を見に行くだけでも楽しいものです。
装備は最低限、沢靴・沢スパッツ・沢グローブがあればやさしい沢を歩くことができますが、グレードが上がれば
当然、ヘルメット・ハーネス・ロープなどが必要になっていきます。
「沢」に関心のある方は、いつもの登山道をはなれ、ちょっと冒険気分を味わってみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するのは、西丹沢にある「下棚しもんだな」です。
「下棚しもんたな」は畦ヶ丸の東面の中腹にある美しい滝。
本棚沢よりも800mほど下流で西沢に注ぐ下棚沢にある大滝で、男性的で豪快な本棚に対して、スラブを優雅
に流れ落ちる女性的な美瀑として知られます。 日本登山体系などでは落差40mと記されています。
因みに“しもんたな”というのは、本棚に対して“しも”にある棚、下の棚(しものたな)からきているようです。
起点は、西丹沢ビジターセンター。
新松田からバスで来ることもでき、マイカーでも無料の駐車場があります。
西沢に架かる橋を渡り、「下棚」のある下棚沢出合まで約30分ほど。
そこから登山道をはなれ、5分くらいで「下棚」を見上げることができます。
茹だるような暑さから解放されるひと時は、気分爽快なものとなるでしょう。
盛夏の涼を求めて、秀麗な美瀑を訪れてみてははいかがでしょうか。
045-317-1049
Staff / イトウ