店舗スタッフ 
天狗岳・硫黄岳に行って来ました!!
こんにちは! スタッフの金子です。
私は2/13.14に一泊二日で八ヶ岳の天狗岳・硫黄岳に行って来ました!
今回は高校時代の友人と2人で行って来ました。
1日目は渋の湯~黒百合ヒュッテという行程でした。
平日だったのでバスが運行していないため茅野駅からタクシーで渋の湯に向かいました。
スタート後は美しい樹林帯の中を歩いて行き一時間半ほどで黒百合ヒュッテに到着しました。
到着後は黒百合ヒュッテ付近の小高い丘で雪遊びをし、その後小屋に戻ってお昼ご飯を食べました。
お昼ご飯の後は小屋の暖炉で暖まりながら次の日の山行の備えゆっくりと過ごしました。
贅沢な1日を過ごし20:30には寝ました。
2日目は黒百合ヒュッテ~中山峠~東天狗岳~根石岳~夏沢峠~硫黄岳~赤岩ノ頭~赤岳鉱泉~美濃戸口
という行程でした。
朝ご飯は前日に贅沢をしたツケが回ってきて食パン3枚でした。ジャムをもって行けば良かった...
この日はバレンタインデーということで友人からアーモンドチョコを頂きました。
黒百合ヒュッテを6:40に出発。
40分ほどで東天狗岳に登頂しました。
この日は先月八ヶ岳を訪れた時に比べ風が弱かったので絶好の登山日和でした。
東天狗から西天狗
天狗から根石岳方面への下りは少し急だったので慎重に下りました。
その後、夏沢峠を通過し硫黄岳へ。6つのケルンを目印に登って行きます。
天狗岳から2時間ほどで硫黄岳山頂に到着しました。
その後は、天気がよく風も弱かったので下山ルートもわかりやすくスムーズに赤岳鉱泉まで行くことができました。
赤岳鉱泉からは北沢沿いを行き美濃戸口に下山しました。
今回の山行は気象条件に恵まれとても気持ち良い山行を行うことができました。
いつも気象条件に恵まれるとは限らないので、もしもの時に備えてしっかりとした知識や経験を積み上げていきたいと思います。
コースタイム
1日目
渋の湯9:00~黒百合ヒュッテ10:30
2日目
黒百合ヒュッテ6:40~東天狗岳山頂7:23~ヒュッテ夏沢8:23~硫黄岳山頂9:29~赤岩の頭9:44~赤岳鉱泉10:30~美濃戸口12:20
スタッフ杉原 遠征に行って来ます!
アミノバイタル人体実験
いつも松本パルコ店をご利用いただき、ありがとうございます。
スタッフ 杉原です。
この秋、ヒマラヤに行くのですが、そのトレーニングで独り穂高に行ってきました。
午前1時に沢渡バスターミナルをスタートし、上高地、奥又白を経由して前穂高岳北尾根を登り、重太郎新道から上高地に13時半頃下山しました。本当は帰りも沢渡まで歩きたかったのですが、釜トンネル以降の車道歩きがとんでもなく危険で断念しました。
今回は試してみたいことがありました。
それは、「アミノバイタルを大量摂取したらどれくらい疲れずに行動できるのか」です。
この実験には、「高度障害で固形物が食べれない時、アミノバイタルだけを摂取し続けても大丈夫なのか」を検証する意味もあります。
今回、投入したアミノバイタル合計10本です。カロリー摂取を考え、顆粒ではなくゼリータイプにしました。
常に2個をポケットに入れ、登りながら摂取していました。
深夜の釜トンネル。普段、深夜から行動開始することはよくあるのですが、この日は異常に眠く、歩きながら寝てしまい大正池に転落しそうになったり、休憩中気付いたら30分くらい寝てしまったりしました。
穂高の楽園、奥又白。池には寄らず、北尾根5.6のコルを目指します。
この時点で8時くらいですが、全く疲労無しです!!アミノバイタルすごい!
北尾根3峰辺りを登っているところ。ロープ無しなのでホールドチェックしながら慎重に登ります。ガバばかりですが、高度感があるので緊張します。沢渡から結構な標高差を登ってきたので脚は若干疲労していましたが、それでも息切れや倦怠感は無し。全然余裕!やっぱりアミノバイタルすごい!
しかし、山頂に着いた頃から胃の不快感を感じ始めました。この時点で9本のアミノバイタルを消費しています。さらに、お腹がユルくなってきました。
それ以外は絶好調なのですが、消化器の調子が悪くなってきました。
急いで上高地に下山し、トイレに直行です。
有効成分による副作用であるとは考えにくいので、
この症状はゼリー成分によるものか、人工甘味料(アスパルテーム)の多量摂取によるものだと思います。
それを除けば、アミノバイタルは効果絶大でした。
翌日もそれほど疲労は残りませんでした。
次回は、顆粒タイプで検証してみたいと思います。
※含有されるビタミン類や人口甘味料の過剰摂取は有害ですのでご注意ください!
今週末開催!~最後までバテない!山の食糧講座』
今週末になりました!
『最後までバテない!山の食糧講座』
長時間行動や数日にわたる山行では、代謝の仕組みを理解し、必要なタイミングで必要なエネルギーを摂取することが疲労軽減につながります。初日に口にした食べ物の量や栄養素で翌日の体調は変わってしうのです。
この夏、ロングルートを計画している方、是非ご受講ください!
【開催場所】: 好日山荘松本パルコ店
【開催時間】: 7月21日(土)①15時~16時30分
7月22日(日)②15時~16時30分
2日間、講座を行いますが、同じ内容ですので、ご都合の良い日時をお選びください。
【参加費】: 無料!
【予約】: お電話でご予約ください。0263-31-0580 (当日飛び入り参加可能!)
【講師】: スタッフ 杉原がご案内します。
好日山荘メンバーズカード(無料)をお持ちの方が対象となります。
※当日入会可能!
皆さまのご受講をお待ちしております!
夏山シーズン目前!テント泊準備講座やります!
いつも松本パルコ店をご利用いただき、ありがとうございます!
夏山シーズンを目前にして、店内にテントをディスプレイしました!
そして、無料講座やります!
今回は、「テント泊準備講座」!
テント泊に必要な道具の話、選ぶ基準、生活技術までご説明します。
テント泊のイメージが湧かない方、なんとなく不安な方、是非、ご受講ください!
【開催場所】: 好日山荘松本パルコ店
【開催時間】: 6月23日(土)①15時~16時30分
6月24日(日)②15時~16時30分
2日間、講座を行いますが、同じ内容ですので、ご都合の良い日時をお選びください。
【参加費】: 無料!
【予約】: お電話でご予約ください。0263-31-0580 (当日飛び入り参加可能!)
【講師】: スタッフ 杉原がご案内します。
好日山荘メンバーズカード(無料)をお持ちの方が対象となります。
※当日入会可能!
皆さまのご受講をお待ちしております!
店内講座を開催しました!
無料講座やります!これから始める方向け 山道具講座
GWに無料講座やります!!
「これを聞けば買い間違いしない!これから揃える山道具講座」
【内容】:
登山靴、ザック、ウエア類を中心に、店内各売り場を回りながら登山に必要とされる機能と最新の素材についてご説明します。「自分の登り方に合った道具が分からない」、「こんなスタイルを目指したいが道具に必要とされる性能は?」、「これから一式揃えるにあたって基礎知識がほしい」、そんな悩みにお答えします。
【開催場所】:好日山荘松本パルコ店
これから揃える方の為の、残雪期レイヤリング
いつも松本パルコ店をご利用いただき、ありがとうございます。
スタッフ 杉原です。
厳冬期の登山はしないけれども、残雪期の山には入ってみたいという方は多いと思います。
4月に入ると、春から雪のある山を始めるという方が沢山お店に来られます。
当然、無雪期の装備で残雪の山に入るのは危険ですし、対応できない部分が出てきますから、いろいろと装備を買い足したり、グレードアップする必要が出てきます。
今回は夏も使える装備の範囲内で、残雪期に対応するレイヤリングをご紹介します。
まず、アウターです。写真はバーグハウス:CAPE WRATH SHELLJKT&ノースフェイス:クライムライトパンツ
着ているのは、冬季登山用に作られたハードシェルではなく、ちょっと良い値段のするレインウエア、オールウェザージャケット、パンツです。
数年前までは、レインウエアと言えば上下セットでスタッフバックに入ったものがほとんどでしたが、今は様々な付加価値を付けて、上下別々で売っているモデルも多いです。当然、価格も高くなり、ジャケット単品で3万円~4万円くらいになります。パンツも然り。
これらは上下セットのレインウエアよりも、優れている点がいくつかあります。
・裏地、防水メンブレンの透湿性、耐久性を向させている。表生地も丈夫。
・高度な立体裁断により、ダボつかず、動きやすい。ジッパーなどもちょっとグレードアップしている。
・ストレッチ素材のものもある。
・だいたいのモデルがヘルメット対応フード。風雪からも顔を守れるように、ジッパーを上げると鼻の辺りまで覆えるように設計されている。
雪のある山、寒い山では夏よりも厳しい外部環境から体を保護する必要がありますし、ほとんどの時間、シェルを着用して行動します。このため、動きやすさと機能性・耐久性を重視したハードシェルが必要です。とりあえず、雨の中を歩ければいいかな、くらいのレインウエアではいろいろと不足があります。
ノースフェイス:クライムライトJKT&パンツ、パタゴニア:クラウドリッジJKT&パンツも残雪の山~夏山まで使えます。
これらの製品の特徴はもちろん夏の山でも活きてきます。実際に着て雨の中を何時間も歩いたらその快適性は雲泥の差です。この機会に上下セットのレインウエアからアップグレードしてみてはいかがでしょう?
※上下別々売りのレインウエアには、防水性を多少犠牲にして透湿性を向上させているモデルや、極薄すぎるモデル、内側に保温着を着る余裕がないほど、身体に密着する裁断をしているモデルなど、個性的なモデルが多くありますので、ご注意ください。
インナーです。ベースレイヤーはメッシュの速乾シャツなどよりも、薄手のウールや化繊の吸湿性に優れたシャツが良いでしょう。
その上にフリースなどの保温着を重ねますが、最近は高い通気性と伸縮性を備えた化繊綿のジャケットが各社から発売されており、これも快適です。フリースより軽量でかさばらず、ダウンのように濡れてアウト、ということもありません。
休憩中やビバーク用に薄手のダウンジャケットなど、+αの保温着もお忘れなく。
もう定番ですが、ファイントラック&ミレーのドライレイヤー。こちらもお忘れなく。汗冷え感が全然違いますよ!
湿ったベースレイヤーも早く乾きます。
ボトムのインナーは、個人的にはフリースパンツやウールのタイツがベストと思っていますが、
上高地などのアプローチをピタピタのタイツで歩くのが恥ずかしい場合は、インナーに夏用のパンツを履いても良いと思います。
その場合は伸縮性+立体裁断+ダボつかない+できればウエストはバックルではなく紐締めのものがベストでしょう。写真はノースフェイスのアルパインライトパンツですが、シェルパンツのインナーとしても優秀です。真冬でもけっこう使えます。
グローブは本当に多種多用なものが出ているので、何がベストとは言いにくいですが、
ウールインナー+オーバーグローブは定番です。
写真ではウィンドストッパーのグローブに濡れ対策でオーバーグローブをしています。
春の山はウィンドストッパーやアウトドライなど、多少の防水性を持ちながらも通気性に優れたグローブが快適ですね。ただし、雪を触れば濡れますので、オーバーグローブは持って行きましょう。
残雪期から雪山に入られる方は、もともと持っているライトアルパインブーツにセミワンタッチのアイゼンを合わせるケースが多いと思います。
この場合、アイゼンと靴との相性は冬靴にアイゼンを合わせる時よりも慎重に見る必要があります。
夏用の靴は、そもそもワンタッチアイゼンを装着できないので、固定力が弱くなります。また、アイゼン装着を前提に設計されている冬靴よりもつま先部分の反りが大きいので、隙間ができてしまう事があります。上の写真は隙間なしでOK。
これはちょっと微妙です。つま先の隙間に雪が入り込んでアイゼンを浮き上がらせ、外れる原因になりますし、
隙間ができることでアイゼンのフロントポイントに力が伝わらず、固い斜面で不安定な登高を強いられます。
さて、残雪期の山ですが、同じ標高でも八ヶ岳や南アルプス前衛と、北アルプス北部や上越とではコンディションが大きく異なります。同じ装備で登れないこともあります。雪が地形を変えてしまうような山域では豊富な経験が必要です。また、5月でもひとたび寒気が入ったり前線が通過すれば、山は厳冬期のコンディションと変わらず、上記の装備では対応できない場合もあります。
今の時期、店頭には残雪期登山、春山登山にピッタリなウエア類が沢山並んでいます。また、新素材を採用したモデルも多く出てきています。
春から雪山を始められる方、是非ご相談ください。
第10回WCMに参加してきました。
いつも松本パルコ店をご利用いただき、ありがとうございます。
スタッフ 杉原です。
3月10日、11日の土日にお休みをいただき、第10回ウィンタークライマーズミーティングに参加してきました。
(林店長に感謝!)
冬期登攀の求道者達が集い、交流するイベント、「ウィンタークライマーズミーティング」。
第10回を迎える今回は、「冬季人跡稀な山域での登山、クライミングを通じてクライマー同士の交流を図る」ことを目的として、後立山大スバリ沢奥壁で開催されました。
大スバリ沢奥壁の左岩壁。実際はなかなか傾斜のある壁です。このほかにも中央壁、右壁があります。
また、周辺には赤沢岳北西壁などもあり、今後の冬期登攀の可能性を秘めたエリアです。
赤沢岳山頂、私はほとんどの参加者の方と初対面でした。一緒のパーティの方、ありがとうございました。
快晴だった天気はいつしか強風→風雪になりましたが、全パーティ無事に帰幕。
今回、参加者の皆さんのモチベーションや、山に取り組む姿勢にとても刺激を受けました。思い返してみると、自分の登り方、考え方は少し視野が狭かったな、と、反省。
また、初日は黒部横断~剱沢大滝左壁ゴールデンピラー初登のスライドショーが行われ、非常に興味深い話を聞くことができました。
とても有意義なミーティングでした。また来年も参加させていただけるように、たくさん登って登山力を高めていこうと思います!