左 レッドレンザー MH5 ¥6,050(税込)
ヘッドランプを購入する際、
店頭のサンプルを利用して
点灯して試すことは出来ても、
実際の使用感は
ご自身でイメージを膨らませていただく
必要があります。
身近に同じものをつかっている方がいれば
事前に確認できますが、
そうでない方のイメージの材料になれば幸いです。
今回の比較は
レッドレンザー MH5 MAX400lm
ペツル アクティックコア MAX450lm
条件
天気:晴れ・霧やガスなし
バッテリー:付属の専用バッテリーをフル充電
光量:MAXパワーで店頭直後の明るさ、見え方を比較
※所有時間の都合で、時間経過に伴う明るさの変化は
実験できませんでした。
ヘッドランプは、点灯直後は明るくても
次第に暗くなっていきますのでご注意ください。
明るい時間に高御位に登ったあと、百閒岩のあたりに降りてきました。
とりあえず日没を待ちます。
いい感じに暗くなってきました。
そろそろスタート!
まず下りの岩場で
足元をワイドビームでそれぞれ照らしてみます。
MH5 ワイドビーム↓
アクティックコア↓
体感的に
光の強さは同じくらい。
どちらも非常に明るいです。
MH5は光量がある分境界線がくっきりしています。
アクティックコアは、明るくもふんわりとした光で
やさしく広範囲を照らす感じです。
次は場所を移動して
遠距離照射を比較します。
MH5 MAXパワー↓
強い光で広範囲を照らしています。
しかし真ん中が暗闇になっていますね。
では一気にビームスポットに切り替えるとどうなるか。
レンズの縁をダイヤルのようにひねると
無段階調整でビームスポットになります。↓
拡散していた光が
遠方の一か所に集中した感じです。
道が奥まで続いているのがよくわかりますね。
車のハイビームみたいです。
この集光システムは
レッドレンザー社の特許技術で
「アドヴァンスフォーカスシステム」といいます。
レンズのまわりにあるオレンジのつまみを
反時計回りにひねると…
これがビームの状態
アクティックコア MAXパワー↓
MH5より、さらに広範囲が明るい!
遠方は、MH5ほど奥まで見えず
少し暗くなっています。
アクティックコアはスイッチを押すと
弱6lm→中100lm→MAX450lmと切り替わります。
遠距離用のレンズとワイドのレンズがあって、
MAX時は同時照射で
足元から遠方まで明るく照らします。
片方だけ光、ローパワーのワイド照射。
ワイドとビームのミックス
感想
登山で夜間行動するときは
どちらも申し分なく心強いです。
特徴をあげるなら
・MH5
遠距離に強い。
夜間で慎重なルートの確認が必要な
痩せ尾根や危険個所、
トレランの夜間のレースなどで
役に立ちそうです。
・アクティックコア
近距離~中距離に強い
周辺状況がよくわかるので
死角になる足元付近の段差や
障害物を見逃さないし
ルートの分岐があってももちゃんと発見できそう。
ソロでも安心感があります。
ヘッドランプは
雨の日やガスった日に使うと見え方が全然違ってきますし
電池の消耗で明るさもかなり変化します。
操作のしやすさや防塵防水性能など比較したい点は
他にもたくさんありますので、
気になる方はご来店の際に
スタッフに気軽に質問してください。
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