2021年3月26日 (金)

ヘッドランプ明るさ比較 in 高御位山

Img_8759右 ペツル アクティックコア ¥8,360(税込)

左 レッドレンザー MH5  ¥6,050(税込)

ヘッドランプを購入する際、

店頭のサンプルを利用して

点灯して試すことは出来ても、

実際の使用感は

ご自身でイメージを膨らませていただく

必要があります。

身近に同じものをつかっている方がいれば

事前に確認できますが、

そうでない方のイメージの材料になれば幸いです。

今回の比較は

レッドレンザー MH5 MAX400lm

ペツル アクティックコア MAX450lm

条件

天気:晴れ・霧やガスなし

バッテリー:付属の専用バッテリーをフル充電

光量:MAXパワーで店頭直後の明るさ、見え方を比較

※所有時間の都合で、時間経過に伴う明るさの変化は

実験できませんでした。

ヘッドランプは、点灯直後は明るくても

次第に暗くなっていきますのでご注意ください。

明るい時間に高御位に登ったあと、百閒岩のあたりに降りてきました。

とりあえず日没を待ちます。

Img_5988 ↑高砂市に沈む夕日

いい感じに暗くなってきました。

そろそろスタート!

Img_5995

まず下りの岩場で

足元をワイドビームでそれぞれ照らしてみます。

MH5 ワイドビーム↓

Img_6006

アクティックコア↓

Img_6007_2

体感的に

光の強さは同じくらい。

どちらも非常に明るいです。

MH5は光量がある分境界線がくっきりしています。

アクティックコアは、明るくもふんわりとした光で

やさしく広範囲を照らす感じです。

次は場所を移動して

遠距離照射を比較します。

MH5 MAXパワー↓

Img_6031

強い光で広範囲を照らしています。

しかし真ん中が暗闇になっていますね。

では一気にビームスポットに切り替えるとどうなるか。

レンズの縁をダイヤルのようにひねると

無段階調整でビームスポットになります。↓

Img_6032 

拡散していた光が

遠方の一か所に集中した感じです。

道が奥まで続いているのがよくわかりますね。

車のハイビームみたいです。

この集光システムは

レッドレンザー社の特許技術で

「アドヴァンスフォーカスシステム」といいます。

Img_8765 ↑ワイド照射の状態

レンズのまわりにあるオレンジのつまみを

反時計回りにひねると…

Img_8766 ↑ぬるっと出てきます

これがビームの状態

アクティックコア MAXパワー↓

Img_6034

MH5より、さらに広範囲が明るい!

遠方は、MH5ほど奥まで見えず

少し暗くなっています。

アクティックコアはスイッチを押すと

弱6lm→中100lm→MAX450lmと切り替わります。

遠距離用のレンズとワイドのレンズがあって、

MAX時は同時照射で

足元から遠方まで明るく照らします。

Img_8763 ↑一回スイッチを押した状態

片方だけ光、ローパワーのワイド照射。

Img_8764 ↑三回押した状態

ワイドとビームのミックス

感想

登山で夜間行動するときは

どちらも申し分なく心強いです。

特徴をあげるなら

・MH5

遠距離に強い。

夜間で慎重なルートの確認が必要な

痩せ尾根や危険個所、

トレランの夜間のレースなどで

役に立ちそうです。

・アクティックコア

近距離~中距離に強い

周辺状況がよくわかるので

死角になる足元付近の段差や

障害物を見逃さないし

ルートの分岐があってももちゃんと発見できそう。

ソロでも安心感があります。

ヘッドランプは

雨の日やガスった日に使うと見え方が全然違ってきますし

電池の消耗で明るさもかなり変化します。

操作のしやすさや防塵防水性能など比較したい点は

他にもたくさんありますので、

気になる方はご来店の際に

スタッフに気軽に質問してください。

Img_6044 ↑加古川市の夜景

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