みなさんこんにちは!町田店スタッフです。
連日のようにうだるような暑さの日が続いていますね…。^^;
夏はこうした気温が高いがゆえに、標高を上げて気温が下がる避暑地として
低山よりも高山を目指しがちな季節です。
日本には富士山を始め、アルプスや八ヶ岳といった3000m級の山も数多くあり
世界的に見てもレジャー登山の人口が多い日本は”登山大国”だということが言えるでしょう。
そのため山によっては整備が進んでいる事もあり、比較的初心者でも装備が整っていれば
登ることができるところも数多く有ったりします(代表例が富士山ですね!)
そんな富士登山など高所に向かわれる方からこの時期に多い質問に
「酸素缶って持って行った方がいいですか?」
と聞かれることがあります。
おおよそ質問をされる方の心配ごとの理由としては”高山病への備え”というものがあっての
質問ではないかと思いますが、そもそも酸素缶は高山病の治療にも予防にもなりません。
吸っている一時は良くなったとしても、吸ったからといって高山病にならないわけでも
治るわけでもないので、罹ってしまったら下りる以外の治療方法がありません。
では酸素缶は全くの無駄で要らないものなのかと問われればそういうことではなく、
吸う事で一時的な血中酸素飽和度は上がるため高山病になる前の状態であれば
疲労回復やリフレッシュにつながります。
お正月の駅伝やマラソンのランナーの方たちが走り終わった後にこの手の酸素缶などを
使っているイメージがあるように普段慣れない運動や激しい運動をした際に
気分をリフレッシュしたい時やご来光目的で夜が明ける前に出発する際に
目を覚ましてスッキリさせたい時などには有効であると考えられます。
普段から高所登山に行かれている方や山登りに慣れている方であっても
その時の体調によっては罹る時は罹りますので、登る前に体調は大丈夫か、
睡眠をとって寝不足でないかなど確認を取るようにしましょう。
当店では大きさ・容量別で2種類用意しています。
株式会社ルック 富士さん素 ¥880 5L
株式会社ユニコム ポケットオキシ ¥2,090 10L
缶が大きい方が富士さん素で容量は5Lモデル。
缶が小さい方がポケットオキシで容量は倍の10Lモデルです。
ポケットオキシの説明書きにも書いていますが、
連続使用時間はおおよそ3~5分程度とのことなので、もし本当に高山病対策で
持って行くものであれば最低でも約6kgほどの酸素缶を持って行く事になるので
やはり高山病対策として現実的ではないですね。
最後に高山病にならない対策としては以下の事を心がけましょう。
①スタート地点からすでに標高が高い場合は、着いてすぐに登り始めるのではなく
高度順応のために1時間程度休憩しましょう。
②体力余裕がある・時間に余裕が無いという場合でも急いで登らないこと。
急に高度をあげると高山病にかかりやすいので、時間にも余裕を持って
これでもかというくらい、ゆっくりゆっくり登りましょう。
③体調管理を怠らず、登っている時は水分補給など休憩もこまめにとりましょう。
高山病の症状は疲労とかなり似ていますので、しっかりと呼吸をすることをイメージして
深呼吸をしましょう。その休憩時に水分補給と行動食を忘れずに取りましょう。
以上の事を守って楽しく安全に登山を楽しみましょう!!
皆様のご来店お待ちしております!
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