こんにちは!町田店スタッフです!
先日投稿した南アルプス縦走のその1以降の様子を書いていこうと思います!
前回は、6日目までの荒川小屋まで。
7日目は当初の予定では高山裏避難小屋まで行くはずだったのですが、今後の予報が悪くなるとのことだったので、三伏峠小屋まで行くことにしました。
3時00分に起きて、4時30分に出発。荒川前岳への登りをいいペースを維持しながら、登っていきます。前岳に向かう途中の斜面にお花畑があり、鹿による食害から守るために柵があるのでしっかり閉めて出入りしましょう‼(見頃の時期になるとシナノキンバイやハクサンイチゲのお花畑を見ることができますよ)
柵を出たら前岳の頂上までもう少し。集中して登ります!
登っている最中は景色が良かったのですが、頂上に着いたころにはガスにより何も見えなくなっていたので、高山裏避難小屋まで向かいます。
前岳周辺の斜面は崩落地帯があり、登山道が脆いので滑落しないよう注意しながら下ります。
そして、高山裏避難小屋までの下りを一気に下って頂上から2時間ほどで到着。少し休憩を取り、三伏峠小屋まで向かいます。小屋番の方に烏帽子岳のザレ場を気を付けるように言われ、お礼をして行動開始!
小屋番の方に言われた通りに烏帽子岳に向かう途中の登山道が崩落して狭くなっていたので反対側のから来る登山者がいたら注意が必要です。
途中でライチョウを見ることができました!親子連れで心が癒されました。
三伏峠小屋には14時30分頃に到着。山の日やお盆休みと重なっており、すでにテント場は埋まるほど大盛況でした。何とかテントを張ることができたので夜ご飯を食べて休みます。
8日目はレスト。8月11日に富山湾をスタートしたTJARの選手の様子をGPSで追い、観戦しながら次の日以降の体力を回復します!休憩途中、登山者の方からいろいろなお菓子を頂いて元気200倍に!
9日目、塩見岳を経由して熊ノ平小屋まで向かいます。塩見岳は頂上付近が岩稜帯になるので落石や滑落に注意しながら進みます。やはり、仙塩尾根は人気ルートなだけあって混み合います!
慎重に登って、8時00分頃に頂上に到着。その後は仙塩尾根を歩きます。
仙塩尾根の広大さに度肝を抜かれながら、登ったり下ったりを繰り返します。
比較的、他の尾根よりはアップダウンも少ないので歩きやすかったです!
熊ノ平小屋には雨が降り出した12時20分頃に到着。
雨に濡れないように急いでテントを設営して、明日の北岳アタックに向けて休みます。
10日目、この日は三峰岳を経由して間ノ岳・北岳へのアタックします!
午前中は何とか天気がもってくれそうだったので、早めの行動を意識して3時に出発。
ヘッドライトを点けての行動になり、その光に反応してか、虫が顔にたかって大変でした!
おまけに口の中に入ってきたりも!こんな時は防虫ネットを被っていればと思いました。
三峰岳手前は急峻な岩場のため、落石や滑落に注意しながら通過します!
間ノ岳には5時30分に到着。昨年踏むことが出来なかった間ノ岳の頂上を踏むことができました!
稜線を景色を楽しみながら北岳に向かい、7時50分に北岳に到着。昨年悪天候で景色を見ることが出来なかった悔しさを晴らすことができました!
北岳からの仙丈ケ岳
その後はもと来た道を戻ります。間ノ岳を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなってきたので、ペースを上げます。熊ノ平小屋には11時30分に到着。着いた頃にちょうど大雨と雷がなってきて、途中急いで良かった!
この日も次の日のことを考えて早めに就寝します。
11日目 この日は両俣小屋まで行く予定でしたが、台風が迫っていることから長衛小屋まで行くことに。
3時45分に出発します。昨日と比べて虫も少なく、快適な登山です!
三峰岳を過ぎてからは灼熱の太陽を浴びながら急な登り下りを繰り返す登山道を進みます。
途中、鎖場もあるので注意しながら進みましょう!
野呂川越付近では、TJARの選手にも会うことができました!
すごいですよね!日本アルプスを8日間で走破するとは!
TJARの選手に勇気をもらいながら僕たちもペースを上げたいところだったのですが、天気が怪しくなってきたので両俣小屋に行き、そこから林道を使って長衛小屋まで行くことに。
両俣小屋からの林道はここ数年の台風で崩壊が進んでおり、通過するのも一苦労。
15km程歩いたら長衛小屋に到着。到着したと同時にちょうど大雨が。林道を使ってよかったと思いました!
今回はここまで!次回は甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳の1日2座から!いよいよ縦走も終盤。どんな景色が待っているのでしょうか!?
その3もお楽しみ!