2021年11月 1日 (月)

秋の夜長に読書はいかが?

こんにちは、町田店スタッフです。

気温も下がり、衣替えを始めた方も多いのではないでしょうか?

もうすっかりを感じますね~!

と言えば、食欲の秋や芸術の秋などいろいろありますが

読書の秋!ということで今回はスタッフオススメの一冊をご紹介!

 

定本 黒部の山賊 アルプスの怪

 

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¥968(税込)

著:伊藤正一 山と渓谷社

左が文庫本サイズ、右が通常版サイズ(右側の物は現在欠品中です。スタッフ私物)

 

時は終戦直後の1946年を舞台に現在の三俣山荘がある場所にあった

”三俣蓮華小屋”の元主人、故・伊藤正一氏が体験した嘘のような本当の話が

つづられている本です。本のタイトルにもある通り物語の冒頭から山賊たちが登場します。

伊藤氏が譲り受けた三俣蓮華小屋には”山賊たち”が住み着いており、

おそるおそる伊藤氏が小屋に”登山客”として訪れると意外にもユーモラスに

接してきてくれる山賊たち。これはなにか事情がありそうだと感じた伊藤氏は

下山した後に色々と調べて回るのでした。するとわかってきたのは山賊たち

それぞれの個性ある素性などなど!この山賊たちと協力し合いながら、

三俣蓮華小屋を営業できるように再建していきます。

さらに湯俣山荘、雲ノ平山荘などを次々に建設していき、そこで起きる

未開期の黒部にまつわる逸話が掲載された本となっています。

 

実はこの本を読んで以降、ずっと行ってみたいなぁ~と思っていたのですが、

今年の秋に休みを頂き、私も念願の雲ノ平へ行って来ました!!この本を読んでから行くと

はじめて行く土地なのに知っているような、懐かしさを感じることが出来ました!

実際、雲ノ平山荘にある宿泊者ノートには”この本を読んでずっと行ってみたくて来ました!”

という内容の書き込みが数多くあり、みんな感じる事は同じなんだなと思いました笑。

 

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(雲ノ平山荘の石狩鍋!めっちゃおいしかったです!)

 

現在店頭にあるのは文庫本サイズになったもので、カバンの中に入れていても

邪魔になりませんから、通勤・通学時や就寝前に山に思いをはせてみてはいかがでしょうか?

 

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他の書籍類もありますので、ぜひ店頭にてご覧ください♪

また、この秋冬を暖かくして過ごして頂きたく、好日山荘では

ただいま冬のアウター祭り開催中!

寒くなってきましたので

このお得な機会をお見逃しなく!

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