こんにちは、町田店スタッフです。
気温も下がり、衣替えを始めた方も多いのではないでしょうか?
もうすっかり秋を感じますね~!
秋と言えば、食欲の秋や芸術の秋などいろいろありますが
読書の秋!ということで今回はスタッフオススメの一冊をご紹介!
定本 黒部の山賊 アルプスの怪
¥968(税込)
著:伊藤正一 山と渓谷社
左が文庫本サイズ、右が通常版サイズ(右側の物は現在欠品中です。スタッフ私物)
時は終戦直後の1946年を舞台に現在の三俣山荘がある場所にあった
”三俣蓮華小屋”の元主人、故・伊藤正一氏が体験した嘘のような本当の話が
つづられている本です。本のタイトルにもある通り物語の冒頭から山賊たちが登場します。
伊藤氏が譲り受けた三俣蓮華小屋には”山賊たち”が住み着いており、
おそるおそる伊藤氏が小屋に”登山客”として訪れると意外にもユーモラスに
接してきてくれる山賊たち。これはなにか事情がありそうだと感じた伊藤氏は
下山した後に色々と調べて回るのでした。するとわかってきたのは山賊たち
それぞれの個性ある素性などなど!この山賊たちと協力し合いながら、
三俣蓮華小屋を営業できるように再建していきます。
さらに湯俣山荘、雲ノ平山荘などを次々に建設していき、そこで起きる
未開期の黒部にまつわる逸話が掲載された本となっています。
実はこの本を読んで以降、ずっと行ってみたいなぁ~と思っていたのですが、
今年の秋に休みを頂き、私も念願の雲ノ平へ行って来ました!!この本を読んでから行くと
はじめて行く土地なのに知っているような、懐かしさを感じることが出来ました!
実際、雲ノ平山荘にある宿泊者ノートには”この本を読んでずっと行ってみたくて来ました!”
という内容の書き込みが数多くあり、みんな感じる事は同じなんだなと思いました笑。
(雲ノ平山荘の石狩鍋!めっちゃおいしかったです!)
現在店頭にあるのは文庫本サイズになったもので、カバンの中に入れていても
邪魔になりませんから、通勤・通学時や就寝前に山に思いをはせてみてはいかがでしょうか?
他の書籍類もありますので、ぜひ店頭にてご覧ください♪
また、この秋冬を暖かくして過ごして頂きたく、好日山荘では
ただいま冬のアウター祭り開催中!
寒くなってきましたので
このお得な機会をお見逃しなく!
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