こんにちは!町田店スタッフです!
その2まで投稿していた南アルプス大縦走の完結編を書いていこうと思います!
前回は11日目の長衛小屋まで。
12日目、この日は台風が通過する影響で一日中雨だったため、長衛小屋で停滞。翌日の甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳に向けて体力を回復します。
しかし、ここで問題発生!長衛小屋は電波が入らずスマホで暇をつぶすことが出来いために、6時~12時まで寝ていたら、夜全く寝付けませんでした!
皆さん、昼寝のし過ぎにはご注意下さい笑
13日目は後半戦の山場である甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳の2座に挑戦!
3時に起床、4時半に長衛小屋を出発し、はじめに仙丈ケ岳へ。
北沢峠から仙丈ケ岳までの標高差1000mを一気に駆け上ります!定着で必携品だけを持っての1日2座だったので、荷物重量が軽くコースタイムの半分で小仙丈ケ岳に到着!
この日は台風が過ぎ去ったこともあって快晴でしたが、風が強く少し肌寒かったですw
そして、仙丈ケ岳には6時55分に到着し。山頂からは今まで登ってきた白峰三山やこれから登る甲斐駒ケ岳、翌日の鳳凰三山が見え、この長い山行も終わりが近いことを感じさせられ、もう2週間くらい山に籠っていたいと思っていました!
(仙丈ケ岳山頂から大仙丈ケ岳方面)
甲斐駒ケ岳も登らなければいけないため、山頂を後にし急いで下山します。
7時半ごろ、仙丈ケ岳の登山道が北沢峠に到着したバスで第一便に乗って来られた登山者で混雑しており、朝早く登って良かったと実感!
下山もコースタイムの半分くらいで北沢峠に到着し、休憩したら仙水峠を経由して甲斐駒ケ岳へ。
仙水峠からまでの道のりはごろごろした岩が多く、足場は不安定で仙水峠から甲斐駒ケ岳までの道のりも急登なので体力に不安がある方は北沢峠から双児山を経由するルートをオススメします。
急登に苦戦しながらも順調に進み、甲斐駒ケ岳特有の白い地面に感心していました!白い地面は近くの鳳凰三山や日向山でも見られますよ!
山頂には12時20分ごろに到着。山頂はガスに覆われて何も見えず 写真だけ取って早々に下山します。
帰りは双児山経由で北沢峠に降りるルートで行き、歩きやすい登山道で登りも北沢峠から登れば良かった!と後悔しながら下山! 双児山から北沢峠までの標準のコースタイムが70分のところを40分で下ってきました 荷物が軽いと足取りも軽く、明日以降の重いものを背負うのが嫌になります(笑)
14日目は4時00分に長衛小屋を出発し、南御室小屋まで向かいます!
まずは、栗沢山までの急な登りを「ヒイヒイ」言いながら登り6時20分頃登頂!
栗沢山からアサヨ峰までは朝露と不安定な登山道な苦しめられながら、何とか通過。早川尾根小屋まで来たら歩きやすくなり、ペースも上がってきました!
早川尾根小屋から鳳凰三山までの道のりは非常に長く感じ、みんなで叫びながら鳳凰山、観音ヶ岳、薬師岳を歩き、15時10分に南御室小屋到着。
行動時間はなんと11時間⁉
この15日間の縦走で一番行動時間が長く、小屋に着いた時は疲労感よりもあとちょっとで終わる安心感が勝っていました!
この日の夕飯は翌日が最終日ということもあり、アルファ米2個と鮭雑炊、蟹雑炊、野菜カレーのフリーズドライのメニューで、恐らくこの縦走合宿中で一番豪華な食事だったと思います!
明日は夜叉神峠に下山するのみ。テント場で少しゆっくり空でも眺めてようかと思いましたが、眠気に負け、早々に就寝。
15日目、この日が南アルプス縦走合宿の最終日で夜叉神峠まで向かいます!
南御室小屋を5時00分に出発。夜叉神峠まではほとんどが下りで道も整備されているので歩きやすく、荷物の重量も軽かったので走って下山!
ちなみに重量は19kgくらい!これでも僕が縦走で背負う重量は軽い方なんです
夜叉神峠には7時00分に到着。夜叉神峠から夜叉神峠登山口までは40分ほど。
そして、ついに7時40分に夜叉神峠登山口に下山!
到着した時の喜びはこの縦走で辛かったことや苦しかったことを全部吹き飛ばしてくれ、縦走の醍醐味の一つだと感じま
夜叉神峠登山口から甲府駅まではバスに乗車。久しぶりの文明の利器は快適でした!
これにて、南アルプス大縦走!15日間の天空の旅!は完結です。
長いシリーズもののブログでしたが、読んでいただきありがとうございます。
また、どこかの山に登ったらこのブログに投稿しようと思ってます!
余談…
この縦走の代償はかなり大きく終わってから1週間ほどは膝が痛くてちょっとした階段の昇り降りだけでも辛かったです(笑)
しかし、縦走を通して一つ自分の中で目標ができました!
それは一度に日本アルプスの全山を縦走すること!難しい目標かもしれませんがいつかやりたいですね。
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