こんにちは!町田店スタッフです。
2025年になってから早いことに2週間たってしまいました。
昨年のクリスマスが恋しいです!
そんな僕は、昨年のクリスマスに初めての雪山バリエーションルートに行ってきました‼
ルートは爺ヶ岳の東尾根。
*赤い所が東尾根のルート
ジャンクションピーク(1476m)
P3(1978m)
P2(2198m)
ナイフリッジ
P1、矢沢の頭(2411m)
爺ヶ岳山頂(2669.9m)
この東尾根、夏場は藪に覆われる冬季限定・北アルプスの入門のバリエーションルートで、一泊二日で行くことが可能です。
クリスマスの朝、5時に麓の鹿島山荘を出発しました。鹿島山荘から取り付きまで5分ほどなだらかな上り坂を歩くと、尾根にまで続く急登を登ります。
この急登が非常に厄介で、東尾根の核心部はここと言ってもいいぐらいでした!
例年よりも雪は多かったのですが、急登ということもあり、足場を固めるために蹴り込むと雪がボロボロと崩れて地面が露出するほどで尾根に行くまでに体力を使い果たしてしまいました
(急登に苦しみがら登る僕の様子)
苦戦しながらも何とか、2時間ほどで尾根に辿り着き、そこからは比較的緩やかな尾根歩き。
東尾根には自分だけかと思っていましたが先行者がおり、有難くラッセル泥棒!そのおかげもあり、P3付近(1980m当たり)までいいペースで進むことができ、天候が崩れる前にテントを張ることができました
夜ご飯は雪山登山の定番と言っても過言ではない、「ぺミカン」!
お肉や野菜などの水分を事前に抜いておき、調理の最中にラードやバターなど固めて冷凍したもので、山の中では沸騰した水に入れて戻すだけですぐに食べることができ、味も好みで変えられるのでオススメです!
寒い中の暖かいご飯は疲れた体に効きます
翌日の山頂までのアタックに備えて、20時に就寝。
(夜景を撮影したときまでは天気がもってくれてましたが....その後....)
就寝した時間あたりから風と雪が強くなり、アタックをかけられるか心配であまり眠ることが出来ずに、4時に起床。
起床し、アタックをかける気満々でいたんですが、外はホワイトアウトして風も強く、翌日以降の天気がさらに悪化する予報が出ていたため、残念ですが下山することに
下山時は昨日歩いたトレースは消えており、腰ラッセルするほどまで積もっており、昨晩だけでもかなり降っていたと実感しました。
腰ラッセルに苦戦しながらも、3時間ほどで尾根の末端部分まで行くことができ、休憩を挟んだあと1時間半くらいで鹿島山荘に到着しました!
(鹿島山荘に下山直後、建物といったものはなく平らな場所です)
下山後は薬師の湯で体を癒します。入浴後は最寄り駅の信濃大町で一緒に行った仲間と解散し、終了。
初めてのバリエーションということもあり、緊張することも多かったですが、自分にとって貴重な経験になり、これからもどんどん雪山に挑戦していきたいと思える山行でした!
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