2021年9月 5日 (日)

レッドレンザ― MH5 使用レビュー

先日、夜間に山を歩いていた際に今まで持っていたヘッドランプの

あかりが”あれなんだか暗いな~”と思う事がありまして

今回こちらの商品を購入してみましたのでレビューしてみます。

 

LEDLENSER レッドレンザー MH5

 

20210822_181648

 

¥6,050(税込)

ルーメン値 最大400lm 最小20lm

照射距離 最大180m 最小40m

点灯時間 最大35h 最小4h

 

今回購入したモデルはドイツ生まれのヘッドランプ、

レッドレンザーのMH5です。特徴を簡潔に上げると以下の感じ。

・単三電池が使える

・付属の充電池を使用すればUSB充電が可能

・光の輪郭がクッキリしている

・光の照射距離を変更することができる

・バンドから取り外してクリップ使用をすることができる

といったところでしょうか?ではそれぞれを細かく説明していきます。

 

1、電池について

最近のヘッドランプの中では珍しい単三電池を使用して使うモデル。

よくあるモデルは単四電池を約3本ほど使うものが多く、

私にとって一番身近な単三電池を1本で使えるというのはかなり魅力的でした。

電池の数が違えばその分僅かですが、重量にも差が出る訳で

BD社のストーム400の電池を含む重量が約115gに対して、

MH5は約94gとわずかに軽量。まぁこの差がどの程度影響するかは別ですが…。

さらに元々付属している充電池を使用することができる点もポイント!

毎日山へ行けるわけではないので、繰り返しの使用を考えると

ちょっとだけ経済的に感じました。現行のモデルは電池を本体に入れたまま

USB充電ができるという点も良いですね!

 

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また多くの人が気にしているであろう電池の持ち(持続時間)についても

実験してみましたので、ご覧ください!

 

2、光の持続時間(光量と時間)

カタログスペックを見てみると最小点灯時間が4時間という表記が見られます。

えっ、4時間しか持たないんじゃ山でつかってて時間足りるの??

と思う方も少なくないのではないでしょうか?

私自身もそれじゃナイトハイクに使えないんじゃ...。

と心配になったので実際に実験してみました。

 

今回は充電をマックスにした充電池を使用して、最大光量の状態でつけっぱなしで

放置して実験を行います。はたして本当に4時間後には消えてしまうのでしょうか?

 

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13時55分。まずは最大光量にして実験スタート。さすが400lmの明るさ!!

とても明るいですね!後述する光の見え方も輪郭がクッキリしているのが分かります。

 

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15時55分ごろ。実験開始から2時間を経過。最初の頃のような

光量は無くなってしまいました。感覚的にはおおよそ250lm前後くらいの

明るさでしょうか?山で使っていてもまぁ問題無い光量です。

参考にしたサイトによると他メーカーのヘッドランプにおいても

開始から約15分で光量がガクッと落ちてしまうとの事。

そう考えるとこれはどうしようもありませんね。

参考:実録!闇を切り裂く最新ヘッドランプ11機種徹底比較2019!

 

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18時10分ごろ。スタートから約4時間15分が経過。

ひとまず4時間以上の連続点灯でしたが、消えることが無くて安心しました。

光量はあれから落ちている様子は無く安定しています。

あとはどれだけこの後も持つかですね。

 

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19時55分ごろ。スタートから約6時間が経過。

しっかりとライトは点灯!光量も安定してからは一度も落ちる様子はありませんでした。

町田店は20時閉店という事もあり、実験は今回はここで終了。

連続点灯でも6時間は問題無く使えるという事が分かりました。

もちろん今回の実験は新品状態の充電池マックスの状態という点は考慮すべきですが、

カタログスペック以上の点灯時間を発揮してくれました。

6時間も点灯してくれるという事であればたとえ12時出発をしても

日の出までは持ってくれるので安心ですね!

※ですが万が一のことも考え、必ず予備の電池は持ち歩くようにしましょう!

 

次に先ほどお伝えした光に見え方の違いについてです。

 

3、光の見え方の違い

レッドレンザーのヘッドランプは他メーカーのものと大きく異なり、

光の輪郭がクッキリと見える”という点があります。

他メーカーのヘッドランプと比較してみるとこのような違いがあります。

 

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使用したモデルはペツルのティカ300。

もちろん電池は新しいものに入れ替えてあります。

光が中心から明るくなって全体に広がっています。

続いてMH5での光の出方を見てみるとこのような感じです。

 

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光が当たっている部分が全体で明るくなっており、輪郭がクッキリと

明るい部分、暗い部分で分かれています。

これをみて「あれ?さっきの方が明るくない?」と思われる方も

いらっしゃるかもしれませんが、実はここが重要なんです。

光が全体的に拡散してしまうと、まわりを明るくするという意味ではいいのですが、

どうしても光がぼやける場所が出来てしまうんです。

そのため、輪郭がクッキリしたMH5の方が実際に足元を照らす際に

見やすく歩きやすいという事が言えるわけです。

 

実際に現地で使ってみた様子がコチラ!

 

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照射距離は一番近い状態で、最大出力で使用しました。

ご覧の通り光が当たってる部分全体が均一な明るさで照らされている様子が分かります。

このような岩場が連続するような不安定な足場が続く場面であれば、

浮石などにも注意して歩かないといけないのでこのように分かりやすくなると

安心して歩けますね!

 

個人的に気に入っているのがバンドから本体を離してクリップ使用が

出来るようになっている点、このおかげでテントの上部からランタンと

同じように吊るして使用することができます!テント内の灯りなら

弱使用の20lmでも足りるので丁度良いですね~!

 

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ひとまずこのくらいでしょうか?

登山以外にもキャンプや釣り、災害用の備品としてもおすすめなモデル!

買い換えを検討している方、新規に買おうとしている方に是非お勧めです!

まずは店頭でお手に取って試してみてはいかがでしょうか?

ご来店お待ちしております!

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