皆さまこんにちは!町田店スタッフです。
一昨日の2/5の夕方にかけて、関東地方では平野部でも雪が積もるほどの
大雪が降りました!都市部で降る雪はイヤですが、山で雪が積もると
テンションが上がってしまうのは私だけでしょうか??
さて、この時期にありがちな質問でこんな質問を多く受けます。
”丹沢や奥多摩に行く際に持って行くアイゼンはどんなものが良いか?”
この冬のシーズンは雪が降っていなくとも凍結などの心配があったりと
低山であってもなかなか侮れないアイゼン問題。
そもそもアイゼンってどんな種類があるんだっけ?そんなところから今日は話を始めます。
アイゼンは大きく3つに分類されます。
ペツル イルビス ¥22,550
1つ目は前爪付きのアイゼン(10・12本爪アイゼン)です。
雪山登山のアイゼンと聞くとこれを想像する人が多いのではないでしょうか?
深く積もった雪の斜面や氷河の上などを歩く想定で作られた金属製の爪は
長く、鋭く刺さるように設計されています。そのため蹴りだして刺すような場面でも
刺せるように靴の先端より前に刃が飛び出しているのが特徴です。
丹沢や奥多摩であると、なかなか必要になるシーンが少ないですが
ドカ雪が降った日(もしくはその次の日)の人が少ないルートなどでは
使うこともあるかもしれません...!!
エバニュー 6本爪アイゼン ¥9,680
2つ目は軽アイゼン(4・6本爪アイゼン)です。
前爪付きのアイゼンの刃よりやや小ぶりな刃が靴の裏の真ん中(土踏まず付近)に
集中してついています。前述の前爪付きアイゼンと同じく真ん中付近には
アンチスノープレートと呼ばれる板が取り付けられているため足裏に雪玉ができにくい
というのも特徴の一つでしょうか?雪があるところで履けば問題が無いのですが、
雪の積もりが少なかったり、圧雪された雪道だったりするとうまく雪に刺さらずに
高ゲタを履いているような感覚になり、歩きにくいというデメリットもあります。
スノーライン チェーンセンプロ ¥6,930
3つ目がチェーンスパイク(チェーンアイゼン)です。
上記2つとは違い、小さな刃が足裏全体に散りばめられているのが特徴です。
また、アンチスノープレートもないので足裏に雪玉ができやすく、
刃が小さい分、雪面への刺さりが弱いので斜度が出てきた坂道(特に下り坂)で
止まりが弱く滑ってしまう事などの弱点がある一方で、雪が少なく地面が露出している道でも
ある程度であればそのまま歩けてしまうのが利点です。そのため軽アイゼンが不得意な
圧雪された雪道や凍結した氷道などには無類の強さを誇ります。
結局のところ、雪の積もり方や雪の質、行くルートなどによって選ぶべきものが
変わってきますので一概にこれという物はありませんが、今回の様な平地でも雪が積もるほどの
積雪の場合は、一般的なルートであれば人も多いため雪の深みはあるもののトレースがあり
歩きやすいため軽アイゼン、降ってから2,3日経過した後であれば踏み固められたり、
ぐちゃぐちゃに融けた雪が再凍結して氷道になっている事が多いためチェーンスパイクが
オススメです。また冬期の凍結対策として持ち歩く際のアイゼンとしても優秀なので
丹沢・奥多摩方面へ向かわれる方向けでは
・1位チェーンスパイク
・2位軽アイゼン
・3位前爪付きアイゼン
の順で役に立つシーンが多いでしょう!
前爪付きアイゼンはドカ雪後の人があまり入らないマイナールートや
一般的なルートでも一番初めにのぼり始める方は持っていると良いかも知れませんね!
雪が降った次の日などに山へ行かれる方は必ず対策をしてから登りましょう!
この機会にぜひお買い求めください!
ご来店お待ちしております♪
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