商品紹介 Feed

2025年6月27日 (金)

こんにちは。調布パルコ店、佐々田です。

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今回は、ギアのフィールドレビューです。今年アップデートされたカリマーの人気モデル、クリーブを避難小屋泊で使用してきました。

2023年にリリースされた後、日帰りから小屋泊まで、様々な山で見かけるようになったクリーブシリーズ。『コースタイム70%』がコンセプトのザックでファストハイクや長距離行動に対応する軽さと収納力を両立したモデルで、今年から40Lが新たに登場しました。

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¥32,450(税込)

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今回はその40Lを使用してきました。計画ではテント泊でしたが、天気の関係で避難小屋泊に変更しました。しかし、せっかくなのでテントはそのまま持って登り、収納力を確認してきました。以下、使用した感想です。ちなみに登ってきたのは、群馬、新潟に連なる谷川連峰の平標山と仙ノ倉岳です。



○メリット


・ロールトップのため、実際の容量は40Lは超えている。収納力はかなり高い。また、調整も容易。


・ベスト型に近い作りの為、胸にも荷重が乗り、かなり軽く感じる。ザック自体も軽い。


・背中のフィット感は誰でもある程度合いそうな、フラットな背面。万人受けしそうな作り。


・ヒップベルト、ショルダーハーネス、メッシュポケットと、様々なポケットの利便性が高く、山行を快適にしてくれる。


・40Lは30Lよりもチェストハーネスの肩部分が厚め。テントを入れても積載荷重は問題ない。テント泊対応ザックと言える。



○デメリット


・後ろのメッシュポケットの入り口が伸びない。入れるもの次第では、収納が難しい。


・ショルダーハーネス部分のポケットの位置が、若干高い。ドリンクを入れると、取り出しづらい事がままある。背面長が長い方だと、ポケットの性能を発揮しきれない。

まず収納力ですが、こちらは旧モデルからの評判通り、かなり高いです。ロールトップで、開口部が広いので、容易にパッキング出来ます。また、容量をコンプレッションで調整しやすいため、様々なシーンに適応します。

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今回、テント泊と同じ状況を作るため、避難小屋に荷物をデポして山頂へ向かいましたが、調整するとこんな感じになりました。もう少しちゃんとコンプレッションすれば、さらに小さく見えそうです。今までのテント泊ザックであれば、アタックザックが必要でしたが、このザックであれば必要ないと思いました。ザック自体が軽く、コンプレッションで小さく出来、その際の重心調整も問題ありません。荷物を減らせるのは便利ですね。

収納力の高さと、汎用性を持ち合わせており、荷物次第ですが、2泊3日ぐらいであれば、テント泊にも対応するザックと言って差し支えないです。

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チェストハーネスはベスト型に近く、荷重分散がしっかり出来ています。元から軽いザックですが、更に軽く感じる様になっています。

背面はフラットで、メッシュで熱を逃す構造です。このフラットでソフトな背面は、割と誰でもフィットしやすいです。軽量ザックですが、背面パッドはしっかりしているため、背面がたわんだりする事はありませんでした。ショルダーハーネスとウエストハーネスと合わせ、フィット感を高めれば、カタログスペック以上の軽さを感じるはずです。

各所に配置されたポケットはかなり便利です。ショルダーハーネスのポケットは、今シーズンのモデルチェンジで改良された部分。間口が広くなり、ペットボトルから携帯まで、様々なものが入るようになりました。今回、片側に携帯2台、片側に500mlのソフトフラスクを入れましたが、かなり余裕がありました。行動食をプラスしても入ると思います。

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ヒップベルトのポケットは、よくあるタイプのポケットですが、メッシュが多少伸びます。そのため、ブドウ糖などの小さめの行動食なら問題なく入りますし、意外と便利です。

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背面のメッシュポケットは、ザックを下ろしてすぐに出せる物を入れましょう。自分はファーストエイドを入れたり、ウェットティッシュを入れたりしていました。すぐに取り出したい物を入れるためのポケットかなと思います。(画像は30L)

サイドのポケットは、よく伸びるので、ボトルを入れるのに十分です。また、トレッキングポールやテントポールもサイドに刺す場合、コンプレッションベルトも使用すれば、安定して固定し、背負う事ができます。

各所のコンプレッションベルトや、ドローコードはギアを外付けする際に便利です。底面にあるドローコードは、テント泊のクローズドセルマットの固定が出来るので、テント泊の際に便利です。個人的に外付けはあまりしないタイプですが、外付けをよくする方にはかなり便利です。

肝心の背負い心地ですが、かなり良かったです。背面の構造上、極端に身長が高くなければ合うとは思いますが、背面がフラットでソフトなフレームやパッドが入っているザックは、万人に合いやすいと思います。ベストタイプに近い造りなので、胸にも荷重が乗り、ウエストベルトも合わせて荷重分散が上手くできます。テント泊を視野に入れた場合、重量は10kg前後になります。荷重分散が出来るザックだと重さを感じづらく、歩行が楽になるため、この造りはかなり助かります。



このザックは上記の条件を、ほぼ満たしており、背負い心地はかなり良かったです。この辺りはさすがカリマーのザックと言ったところでしょうか。

デメリットの部分ですが、背面のメッシュポケットは中をパンパンに詰めると、入り口が伸びません。メッシュ部分が余裕がある造りなので、ここも伸びていればなお良かったと思います。自分はレインウェアを入れたい人なのですが、中の詰め方次第では、入り口から入りません。レインウェアを入れてからパッキングすると、取り出すのが面倒です。ここを20Lの背面ポケットの構造にして欲しかったと思いました。単刀直入に、ここは不満点でした。

ショルダーハーネス部分のポケットですが、身長次第では、かなり上にきます。自分の身長、173cmでも少し高いかなと思いました。個人差はありますが、身長が175cmを超えてくると気になりそうです。顔の近くまでポケットが来ると、ドリンクなどはかなり取り出しづらいと思います。これはLサイズがあれば解決しそうですが、現状ではMかSなので、個人差があります。実際背負ってみての感じで決める事になりそうです。人によっては、性能を発揮しきれないかもしれません。

ちなみに、レインカバーは付属していませんが、個人的にはロールトップモデルはレインカバーはいらないと思っています。中に対応したサイズのスタッフバックを入れ、防水した方がいいと思います。

ショルダーハーネスの部分はサイズ選びで解消できる方もいそうですが、背面ポケットはテント泊では使いづらく、入れるものは取り出しづらくならないように吟味が必要だと思います。

総評ですが、サイズが分かれていることもあり、汎用性の高いザックだと思います。日帰りから小屋泊一泊程度なら、30L。二泊以上の小屋泊からテント泊なら、40L。と言った感じで使い分けができるシリーズです。

40Lはテント泊ザックとして使用出来るスペックを十分に備えており、軽さと背負いやすさも相まって、非常に使いやすいザックに仕上がっています。また、各所のポケットやドローコードで、さらに利便性を高めています。

道具の軽量化や小型化等、時代が変わってくる中で、容量調整可能なロールトップモデルが台頭して来ました。ただ、ロールトップモデルは背面のパッドが柔らかすぎて、積載重量次第では使いづらい物も少なくありません。

このクリーブシリーズは、その点を解消しており、パッドで背負い心地を担保しながら、荷重分散をする事で、軽量さも相まって登山時の負担を軽減しています。

40Lのロールトップモデルは、現代のテント泊に求められるサイズとして適正で、ニーズをとらえたザックだと思います。現状、テント泊ザックの買い替えを考えている方にとっては、最適解のザックだと思います。もし今自分がテント泊ザックを買い替えるなら、このザックにすると思います。

多少の不満点はあれど、間違いなく使いやすいザックであり、現状の市場のニーズにカリマーが応えた最適解がこのザックだと思います。ぜひ店頭にてお試しください。

その他にも当店では、様々なギアやザックを取り揃えています。何か気になる事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2025年5月30日 (金)

こんにちは。調布パルコ店、佐々田です。

Who am I? I'm SPARTAN!

ということで5月24日、千葉の東京ドイツ村で行われた、スパルタンレースに出場してきました。

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スパルタンレースとは、アメリカで誕生、現在世界40カ国以上で開催される、世界最大級の障害物レース。現在、世界で年間170以上のレースが開催されています。走ってみた感想は、トレイルランニングに障害物レースを組み合わせたレース、といった感じです。

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今回出場したカテゴリーは10km、障害物25個のスーパーというカテゴリーです。個人ではなく、通っているジムのオーナーと、トレーニング仲間で出場しました。



コースを走り、様々な障害物を超えていくわけですが、とにかくキツいです。トレイルのアップダウンを超えて、腕力を求められる障害物をこなす。出来なければ、ペナルティのバービージャンプ30回を行います。



特に今回は、2週間前に肋骨を疲労骨折していたため、後半の上から引く種目が全く出来ず、個人としては悔いの残る結果となりました。

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しかし、仕事以外で何かをチームで目指すという事を、大人になってからする事はなかなかない経験です。たまたま同じジムに通い、知り合った人達と、同じものを目指した経験は、何者にも変え難いものでした。

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今回、悔いの残る部分は次回、晴らしに行こうと思います。もっとトレーニングも重ね、さらに成長していきたいと思います。



スパルタンレースに向け、今回新たにランザックを購入しました。

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MILLET / INTENSE 5

¥17,600



いくつか背負ってみた中で、一番フィット感が高かったランザックです。私は少し背中が大きいのですが、このザックは背中周りがある程度広いため、そういった方には合うと思います。レース中もズレる事などはなく、快適に走れました。



ポケットもストレッチが効いている分、しっかり入ります。ショルダーのポケットはソフトフラスクを入れるのにピッタリで、スマホも入ります。フラスクが落ちないように、止めるドローコードもしっかり付いています。背面一番下のポケットは、フォールディングポールが収まるサイズです。



トレランザックに必要な物は全て付いているため、オススメ出来るザックです。ただ、レインウェアなど入れると、サイズがギリギリだと思います。気になる方は、一つ上の12を購入した方がよさそうです。私はこれからもランニングに使用します。また、チームでスパルタンレースに出る際も使用します。

これからも様々な形で新たなことにチャレンジしていきます。ぜひ、ブログやインスタをご覧ください。

登山の為だけでなく、運動習慣をつける事は人生において有益だと思います。登山の為でなくとも、少しづつ運動をしてみてはいかがでしょうか。好日山荘では登山のためだけでなく、「健康寿命延伸」の推進を行っております。好日山荘全店で、トレーニングのご相談も承りますので、ぜひご相談ください。


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2025年5月26日 (月)

こんにちは。調布パルコ店、佐々田です。

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MILLET / GRX 22 ¥20,900(税込) 22L/890g




今年、新発売したミレーのザック、GRX22を店長から借りて、フィールドレビューして来ました。登ったのは、丹沢の塔ノ岳、ナイトハイクです。結論からこのザック、日帰り登山にかなりオススメです。私、多分買います。

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○メリット
・カタログスペック以上の収納力。いくつかあるポケットが利便性が高い。
・胸荷重も出来る、ベスト型のショルダーハーネス、ヒップベルトによる、荷重分散で想像以上に軽い。体感では890gより軽く感じる。
・背面パッドが入っており、トップスタビライザーもあるため、フィット感が高い。
・ヒップベルトは取り外し可能で、様々な山行に対応
・脇腹付近の収納可能なポケット「ボディーハングキャリーシステム」が何かと便利

○デメリット
・レインカバーは付属なし
・チェスト部分がメッシュになっているため、汗の吸収量が少ない。ただ、乾きも早いため、個人的にはあまり気にはならない。

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まず、パッキングしていて感じたのは、「22Lとは思えないぐらい、荷物入るな」でした。普段使用しているザックも22Lですが、同じ荷物量でも余裕がある感じです。メインコンパーネントだけで比べても、深さ、広さがある感じがしました。

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さらにフロントポケットも広く、レインウェアが余裕で入ります。このあたりサイズのフロントポケットは、メッシュだったりするので、中がパンパンに入ると広がらず、あまり物を入れられませんが、このザックはメッシュ部分と、コンプレッション部分がよく伸びるので、その心配がなく、しっかり収納出来ます。

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サイドのメッシュポケットは1Lのナルゲンボトルも入ります。中に入っている物次第にはなりますが、通常入れるようなサイズのボトルならば、問題ないでしょう。

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また、チェストハーネスはベスト型。胸のメッシュポケットは、片側にソフトフラスクが入るサイズ感、片側のドローコードが付いた側は大きめで、スマホが余裕で入ります。ヒップベルトのポケットは、スマホが入るぐらいのサイズ感。行動食も入りました。

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そして、今回の注目ポイント、脇腹付近のボディーハングキャリーシステム。こちらは山と高原地図を入れるのにちょうどいいサイズ。歩いている時に、邪魔になるか気になっていましたが、気になりませんでした。メッシュなので、多用途に使用出来、かなり便利です。画期的な作りだと思いました。



各ポケットがそれぞれしっかり収納出来、カタログスペック以上の収納力を感じます。恐らく、一泊の富士登山ぐらいは普通にこなしそうです。



そして、ザックの最重要ポイントはやはり、背負い心地、フィット感です。ここが今回、このザックの一番良かった点です。

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軽量とはいえ、フレームが入っており、背面パッドも体にフィットする作りになっています。さらに、ベストタイプのショルダーハーネスで、胸荷重を可能にします。

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これにより、ウエストハーネスと合わせ、荷重を肩、胸、腰と荷重分散することが出来て、かなり軽く感じます。正直、軽さに驚きました。過去、ULザックも背負ったことがありますが、確かに軽いものの、背負い心地があまり良くなく、荷物の重さはダイレクトに乗ります。



このザックなら、フィットしやすい形状に、荷重分散で上手く重さを逃がせるので、初めてこのザックで山を歩いた方は、驚くと思います。それほどに軽く感じます。さすがザックメーカーのミレーです。



デメリットに書いた部分ですが、もはや粗探しの言いがかりに近いかなと思います。レインカバーは別売りで買えますし、このザックに合うレインカバーが最近発売しました。

MILLET / ジップ レイン カバー 20/25 ¥3,740 (税込)

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このザックに合うレインカバーをこのタイミングで発売するあたり、やはり抜け目がないです。この価格帯であれば、レインカバーがないことも仕方ないです。



ショルダーハーネスのメッシュは、乾きは早いものの、発汗量次第でかなり濡れます。スマホを入れると、ケースがビチャビチャになりました。ただ、ウエストベルトに入れれば解決はします。少し硬さは出ますが、許容範囲ではないかと思います。


一応、デメリットは書きましたが、これはあくまで、登山用品店店員の意見です。個人的にはデメリットとは思いませんでした。両方なんとかなるレベルですし、レインカバーを付属して料金が上がるよりはいいと思います。また、チェストハーネスのメッシュポケットも、発汗量次第では気にならないでしょう。しかも、乾きも早いです。



総じて、一言で言うと自由度が高く、完成度が高いザックです。さすがのザックの老舗メーカー、ミレーなのはもちろんですが、今回は少し毛色の違う感じです。



これまでのミレーのザックは最近流行りのUL系に比べ、背負い心地の良さで重さをカバーしている印象でした。しかしこのザックは背負い心地はそのままに、軽さも追求した形です。それでいて、ポケットの利便性も高く、まさに隙がないザックだなと思います。



一言で表すなら、「保守と革新の両立」でしょうか。ミレーの強みを維持し、流行りをブラッシュアップして取り入れた、ミレーでは今までにないザックだと思います。正直、その性能の高さは想定以上でした。素直に脱帽です。

初めて日帰りザックを購入する方にも、最初に30Lクラスのザックを購入した方の、セカンドザックにも。どんな方にもおススメ出来る高機能なザックです。私も店長もフィールドレビューをしてきたため、店頭にて実体験を交えて詳しくご案内いたします。ぜひ店頭にてお試しください。

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2025年3月31日 (月)

こんにちは。調布パルコ店、佐々田です。

今回はお勧めザックのご紹介です。

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KARRIMOR / cleave 30

¥31,350
 



カリマーの人気モデル、クリーブがアップデートされました。

2023年にリリースされた後、日帰りから小屋泊まで、様々な山で見かけるようになったクリーブシリーズ。『コースタイム70%』がコンセプトのザックでファストハイクや長距離行動に対応する軽さと収納力を両立したモデルです。

以前から使いやすく、人気も高いモデルでしたが、今回はその利便性が更に向上しました。

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大きく変化したのは、ショルダーハーネスのポケットの形状。以前のモデルよりも収納力が上がりました。

ポケットが4つになり、細かく分ける事が可能に。そしてサイズもアップしたため、ボトルが容易に入るようになりました。こちらのメッシュボトルは伸縮性も高く、小さいものを入れても落ちづらくなっています。

この変更により、ザックを下ろさずに細かい物の出し入れが可能になり、ファストハイキングの際の使いやすさが向上しました。ハイドレーションに非対応になりましたが、ボトルをショルダーハーネスに入れられるので、こだわりがなければ問題ないでしょう。

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以前のモデルから好評だったロールトップや、メッシュポケットの使いやすさは相変わらずです。レインウェアや小さいマットなど、すぐに取り出せるメッシュポケットは、今やザックに付いていて欲しい機能の一つ。こちらも二つあり、使いやすいです。

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ロールトップに関しては、ULザックから流行ったように思いますが、容量の調整がしやすくなります。日帰りなど、持ち物が少ない時はロールして、小屋泊など荷物が多い時は伸ばして収納する等して、様々なシチュエーションに対応出来ます。ちなみにクリーブ30に関しては、メッシュポケットのとザックを最大まで伸ばした際の収納力で、表記以上の収納が出来ます。間違いなくMAX30L以上入ります。

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950gと軽量でありながら、背面パットやウエストハーネスがしっかりしており、ULザックと違い、ある程度の重量をパッキングしても、背負うのに支障がない造りです。

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今回、従来の20L、30Lに加え、40Lが新たにラインナップに加わりました。ショルダーハーネスが若干固くなっており、より高重量を担ぎやすくなりました。テント泊での使用にも十分な容量です。

元々人気で利便性の高かったザックですが、さらに使い勝手が向上しました。元から様々な状況に対応できるオールマイティなザックでしたが、その特徴に磨きがかかったと思います。初めての購入の方から、買い替え購入の方まで、誰にでもお勧め出来るザックです。ぜひ店頭にてお試しいただき、性能を実感してください。

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2025年3月 9日 (日)

こんにちは。調布パルコ店、スタッフSです。



登山を始める際、必携品としてよく名前が出るのが、登山靴、ザック、レインウェアの3つ。いわゆる、三種の神器と呼ばれる物です。個人差はありますが、この3つはもちろん必携です。

ただ、他にも持って行った方がいいギアは、多々あります。その中でもヘッドランプは、もはや必携品と言っても過言ではありません。たまたまではありますがナイトハイクをする事もあり、私はこの半年でレインウェアよりも出番が多いギアになっています。

転倒や道迷いなど、登山ではアクシデントが起きると、日没になる事もよくあります。また、小屋泊、テント泊登山などでは夜明け前から歩き始めるため、そんな時にヘッドランプは必要です。

オススメはこちらのモデル。私もヘッドランプはいくつか持っていますが、一番出番の多いモデルです。

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▪️BLACK DIAMOND / COSMO350
¥5940


こちらのモデルの強みは、操作性の高さ。光量が長押しで調整出来るため、歩いている時間帯や、場所により細かく設定出来ます。稜線を歩いている際、明るくなってきたら、光量を落としたり、樹林帯では最大光量にしたりと、汎用性が高いモデルです。350ルーメンと、通常使用には問題ない光量です。

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また、こちらのモデルはワンタッチで赤灯が点きます。赤灯は山小屋や、テント泊などで夜中に光らせる際、周りの方を起こさないために必要です。通常のライトでは目を閉じていても明るさを感じますが、赤灯なら明るさをあまり感じさせません。そのため、様々なシチュエーションで使用するなら、赤灯も必要になるので、付いているモデルを購入した方が、後々困りません。



このように、汎用性が高く、使用シーンを選ばない優秀なモデルです。登山でも使わなかったとしても、お守りとして必ず持って行きます。


ヘッドランプは災害時にも使用する事もあり、登山以外でも活躍する事があります。そういった事からも、必携品と呼んで差し支えないため、一つ持っておいたほうがいいです。店頭でお試しいただけますので、ご来店いただき、試してみてください。

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2025年3月 6日 (木)

こんにちは。調布パルコ店、スタッフSです。



皆さんは、登山の後はどんなケアをしてますか?帰ってストレッチはもちろん、ヨガをしたりする方もいるかと思います。もちろん、温泉は最高ですよね。



筋肉疲労回復にはこういったケアと、食事も重要です。疲労回復に重要な栄養素としては、ビタミンB群やタンパク質等があります。どちらも豊富なのは豚肉や青魚が代表的です。この辺りは、筋肉に有用なアミノ酸スコアも高いです。アリシンと合わせると、ビタミンBの吸収が更に促進されるので、タマネギやニンニクと一緒に食べるといいと言われます。具体的には、豚の生姜焼きや、サバの味噌煮などでしょうか。



ただ、食事は気を使いたくない、好きな物を食べたいというのもあるかと思います。私も下山後にケアのため、肉そばを食べる事が多いですが、縦走登山や、 宿泊登山の後はラーメン食べます。多少のご褒美含め、食べたい物を食べるのが、精神的にも良い部分はあります。



そういった部分も含め、何をしたらいいかわからない、ある程度楽にケア、リカバリーをしたいという方にオススメな商品が、こちらになります。

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▪️味の素 / amino VITAL GOLD

¥798



リカバリーには必須アミノ酸が重要です。その必須アミノ酸を素早く取るのに有用な商品です。下山後に飲む事で、回復力を高めるので、次の日の疲労度合いが違います。



また、食事からビタミンB群やタンパク質が吸収されるまでは、約2時間かかりますが、こちらの商品の必須アミノ酸は約30〜40分で吸収されます。イコールですが、回復が早まります。そのため、摂取も早い方が良く、下山したらすぐに飲むと効果が高いです。



アルプスの縦走の際は必ず持って行き、行動終了したら飲むようにしています。飲むのとそうでないのでは、次の日の身体の状態が段違いです。ゼリーもありますが、軽量で場所も取らないので、縦走の際は顆粒タイプがオススメです。



登山はハードなアクティビティです。そのため、リカバリーとケアはしっかりした方がいいです。普段からできるとベストですが、なかなか難しい部分もあります。そんな時に、すぐに出来るリカバリーとして、オススメな商品のご紹介でした。

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2025年3月 1日 (土)

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今回は新商品の紹介です。その登場からマーケットにインパクトを与え続けてきた、ミレーのティフォンシリーズ。その透湿性の高さと、ストレッチ性の高さから人気のモデルですが、今回、新たにリニューアルしたモデルがリリースされました。

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MILLET / TYPHON ST JAKET

¥36,300

こちらは従来モデルのアップデート版。耐水圧が従来の20,000mmから30,000mmに上昇し、更に風雨に強くなりました。
特徴である透湿性は50,000g/㎡/24hと、蒸れを逃す能力はそのままと、正当な進化を遂げました。

まず、重量は300gと従来モデルより60gほど軽くなっています。もともとかなり軽量でしたが、更に軽量になりました。


ストレッチ性に関しては、しなやかに伸びるため、動きを妨げません。着用してもよく伸びる感じがしました。岩稜帯などで動く際には、このストレッチ性はありがたいです。

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防水透湿性に関しては、フィールドテストをしていないためなんとも言えませんが、カタログスペック通りならば、従来モデルより風雨に強くなります。従来のモデルでも対候性が高く、蒸れづらいと感じていたので、これ以上となると更に頼もしいですね。また、その重量から、沢登り等でも活躍しそうです。

携行性は従来モデルよりもさらに薄く感じるので、かなり高いと思います。こちらは従来モデルから高かったので、相変わらずの利点と言った感じです。

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裾のドローコードや、袖のベルクロ、ポケットのベンチレーション、ダブルジッパーもそのままです。

以上の特徴から、個人的な使用シチュエーションは、以下のような感じになると思います。

これまで通りのオールマイティーなレインウェア。そのストレッチ性や防水透湿性で、使うシーンを選びません。ヘルメット対応なので北アルプスの岩稜帯や、沢登り、クライミングでも使用しやすい、まさにフラッグシップモデルと言ったところです。

今年で10周年を迎えたティフォンシリーズ。そのフラッグシップモデルは更なる進化を遂げました。今のティフォンはまさに万人受けするモデルです。是非その着心地をご来店いただき、お試しください。

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2025年2月24日 (月)

こんにちは。

コロンビアの新商品が入荷しました。定番モデルのセイバーシリーズのアップデート版です。今回、結構変わった気がしてます。

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Columbia  /  SABER VI MID OUTDRY

¥16,940

まずセイバーといえば、普段履きにも出来るアッパーの柔らかさと、気軽なハイキングなら対応出来るソールといった感じでした。ただ、高山を歩くには不向きで、あくまで低山用のイメージでした。

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それが今回、その辺りの不満点が解消された印象です。まず、ソールの形状がかなり変わりました。ソールの溝が深くなり、トレイルを掴みやすくなっています。また、ミッドソールが厚くなり、固くなった事で多少の岩があるぐらいのルートなら歩けるようになったと思います。グリップ力に関してはかなり向上しました。

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アッパーに関しては、大きな変化は感じませんが、細かいメッシュの通気性は相変わらずの高さと言った印象です。元々から防水透湿性に優れたアウトドライを使用しているため、こちらに関しては問題ないです。

また、こちらは以前のモデルから共通ですが、セイバーのメリットとしてつま先から紐が締められます。これによりホールド感が高まり、足にフィットさせやすくなっています。ワイズは普通か、若干狭めですが調整次第で合わせる事が可能です。

総じて、今までのモデルよりも登山向けになった印象です。以前紹介したジオテラやウェアのマウンテンアコーリングシリーズもそうですが、最近はコロンビアの印象が変わってきました。タウン使いからよりアウトドア寄りになってきているイメージです。

今回のセイバーはアウトドアシューズとして、正当な進化系という位置づけだと思います。ぜひ、店頭にて足を通していただき、履き心地をお試しください。

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2025年2月21日 (金)

こんにちは。調布パルコ店、スタッフSです。

皆様は、登山用品店の店員がどんなウェアや、ギアを使用して登山しているか気になったことはありませんか?自分は登山用品店で働く前、店員が何を使用しているのかを、聞いた事もあれば、使っていると話を聞くと、そのギアに興味を持ったことを覚えています。

そこで、これから定期的に当店の店員の愛用品を、紹介していきたいと思います。皆様の買い物の山行にしていただいたり、そのギアの使用感を店員に聞いたりしてみてください。

第一回は当店所属の登山ガイドで、好日山荘登山学校の講師を務める、深沢ガイドの冬の愛用品です。

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Black Diamond / ARC(当店取扱無し)

冬用の手袋だと、どうしても保温性を重視しがちですが、登山ガイドの仕事上、それだけでは業務に支障がでます。ガイドはロープやカラビナの使用をする事態になる事もあり、手袋には操作性と保温性のバランスが求められます。

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(この様な手袋は保温性が高く、雪山登山向けではあるが、操作性に劣るため、ガイド向きではない)

その点こちらはモトクロスグローブを基に設計されたため操作性が高く、BD.dryという防水透湿に優れた素材を使用し、雪山での様々なアクティビティに対応します。保温性は通常の雪山登山の手袋より劣りますが、レイヤリングで解決できます。

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掌はグリップ力の高いレザーになっており、ロープ使用時に滑らない設計です。また、アイスアックスを使用する際にも、細かくコントロール出来る為、アイスクライミングなどでも重宝します。

一般登山者では遭遇しないシチュエーションにも対応しなければならない、登山ガイドらしいギアのチョイスです。こちらが、深沢ガイドの愛用品、Black DiamondのARCの紹介でした。

その他にも当店では、様々なギアやウェアを取り揃えています。何か気になる事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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こちらはブログとはまた違う内容となっております。登山の為の、自宅で出来るトレーニングの動画などもストーリーで上げてます。ぜひフォローして、ご覧ください。

皆様のご来店、心よりお待ちしています!!


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もっと深く山の事を知りたい。もっと難しい山に登りたい。

好日山荘プレミアムメンバーズではそんなお客様を全力サポートいたします☆

詳細はコチラ

2025年2月11日 (火)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

現在、当店でミレーの好日山荘100周年記念コラボフリースを発売中です。

※数量限定販売

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MILLET

【POLARTEC POWER GRID HOODIE】

(ポーラテックパワーグリッドフーディ)

税込19,800円

ユニセックス:XS~XL

ポーラテックパワーグリッドを採用した、軽量・薄手のフーディータイプです。適度な保温性と通気性を合わせ持ち、体温を保ち続けます。バラクラバタイプのフードとサムホールがあるため、体温の調節がしやすいのも特徴。また、ストレッチも効いており、動きを妨げない設計です。

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好日山荘100周年のワッペン付き

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これからに時期の行動着や、春以降の保温着に最適です。ぜひ店頭にて袖を通し、その着心地を実感してみてください。

 

当店では、様々なウェアを取り揃えています。何か気になる事などございましたら、スタッフがご案内させていただきます。ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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