こんにちは。調布パルコ店スタッフです。
先日の休みに、丹沢の大山に登ってきました。 大山は神奈川県の丹沢山塊にある、標高1,252mの山で、日本三百名山の一座。眺望が良く、ケーブルカーがある事から、登山者に人気の山です。
また、山岳信仰の山でもあり、阿夫利神社、大山寺が山内にあります。山の別名を雨降り山、ともいう、雨乞いの神様がいる山とも言われます。
今回は、一番登山者が多いルートで登りました。まず、バス停から歩くとすぐに、こま参道に入ります。ここには地面にこまのレリーフが入っており、このこまを数えながら歩くと、楽しいと思います。
こま参道が終わると、ケーブルカーの駅です。これに乗って、標高695mの阿夫利神社下社まで上がれるため、初心者でも登りやすいと言われます。ただ、今回はケーブルカー不使用です。
男坂と女坂の分岐から、男坂を上がっていきます。男坂は、石段をひたすらに登っていく、まさに参道といった感じ。傾斜もあるため、なかなかキツイです。雨の時は石段が滑りやすいため、このルートはオススメしません。
男坂が終わると茶屋があります。ここののぼりは有名で、どう見てもルーメソに見えます。何と読むかは、人それぞれだそうです。
ここがケーブルカーの終点でもある、阿夫利神社です。ここからは市街地が一望でき、素晴らしい眺望を楽しめます。登山をしない方でもここまで来て、景色を楽しむだけでも良いのではないでしょうか。ここにある茶寮の抹茶ティラミスは有名です。
神社内には名水が湧き出ています。ここまでに消費した水分を補給するのに丁度良いです。ここから本格的な登山道に入る為、補給していきましょう。
ここから、表参道ルートで、山頂を目指します。いきなりの長い階段です。人によってはここが一番厳しいとか。頑張って登ります。
表参道ルートには下社の一丁目から山頂の二十八丁目まで、標識があります。自分の歩く目安になる為、目印にピッタリです。
また、各所に見どころがあるのも、この登山道の特徴。一枚目が牡丹岩。二枚目が天狗の鼻突き岩です。他にもあるので、是非探してみてください。ちなみに、大山も天狗伝承のある山です。
こちらは富士見台。この日は曇天で、三ノ塔までしか見えず。
晴れていれば、このように富士山が綺麗に見えます。
ヤビツ峠との分岐を過ぎると最後の登り。急登ですが、ここを登り切れば山頂です。
そうして歩くと、山頂に到着しました。こちらには阿夫利神社本社があります。
山頂から少し下りた展望台からの眺望は絶景です。相模湾はもちろん、好天なら房総半島まで見渡せます。この景色が人気の一つではないでしょうか。
下山時、鹿の群れに遭遇しました。熊鈴が鳴っているというのに、全く動きません。人間にだいぶ慣れてしまっていますね。
下山は女坂で下山してきましたが、途中で大山寺を通ります。こちらは関東三大不動尊の一つ。また、紅葉の時期になると、この階段が紅葉のトンネルの様になります。この色づきなので、まだギリギリ紅葉が楽しめそうです。
女坂には七不思議というスポットがあります。是非七か所探してみてください。
大山はケーブルカーがある為、初心者向けと紹介されることが多い山ですが、ケーブルカーを使用しなければ、短い距離でなかなかの高低差を登る為、登山に慣れた方でも楽しめる山だと思います。また、ケーブルカーに乗って、大山寺や阿夫利神社をめぐるだけでも楽しめるため、観光で来るのにも良い山です。人気になるのも納得の山なので、是非行ってみてください。
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