こんにちは。調布パルコ店スタッフです。
皆様は、もう登り初めはしたでしょうか?私は1日の深夜から初日の出を見に、丹沢へ登りにいきました。
今回は渋沢駅から歩いて30分ほどの場所にある、出雲大社相模分祠で初詣を済ませ、そこから歩き始めました。
渋沢駅から大倉までは普段なら、1時間に2本ほどバスが出ていますが、もちろんこの時間には運行していないため、徒歩で大倉まで向かいます。ほぼ平坦な舗装路で、車も少ないです。しかし、この日は同じ目的の登山者が多く、夜道も特に問題なく、大倉に着きました。大倉は土日の昼間並の人出でした。
そこからは、深夜の大倉尾根を登っていきます。相変わらずのキツさですが、この日は初日の出を見に来た登山者も多かったため、珍しい雰囲気の中歩きました。途中の見晴茶屋からは市街地がうっすら見えます。
花立山荘直下に来ると、木々が低くなり、市街地が見えます。湘南の夜景が一望出来、これを見る度にナイトハイクの魅力を感じます。また、ここで立ち止まり、ライトを消して空を見上げてみると、星が綺麗に見えます。高い所から見る星々は、毎回感動を覚えます。iPhoneでは上手く撮影できないのが残念ですが、機会があればぜひ見てほしいです。
この後も登り続けると、塔ノ岳の山頂に着きます。展望が素晴らしい山なので、毎年、初日の出を見に来る登山者で賑わう山のため、4時ごろから既に多くの人がいました。二年前にここで初日の出を見ていたため、今回はここではなく、三ノ塔が目的地のため、ここから表尾根を歩きます。
丹沢表尾根はヤビツ峠から塔ノ岳へと伸びる尾根です。このルートはアップダウンが多くあり、鎖場や痩せ尾根もあるなど、初心者のステップアップにオススメのルートです。また、木々の背が低いため、見晴らしも良く、天気が良い日にぜひ歩いてみていただきたいです。
暗い中を歩くので、慎重に足元を確認しながら歩きます。特に鎖場や痩せ尾根は滑落の危険性もあるので、いつもよりゆっくり歩いて、何座か通過し、三ノ塔に到着しました。
三ノ塔は綺麗な避難小屋があり、そこで休憩しながら日の出を待ちました。三ノ塔は360°パノラマで、塔ノ岳ほど人が多くなく、落ち着いた雰囲気でした。南アルプスまで見えるこの山頂へは、ヤビツ峠からアクセスでき、途中危険個所も無いので、ぜひ訪れていただきたい山です。
天気がよかったので、初日の出も綺麗に見え、赤富士も見事の一言です。いい一年のスタートが切れました。
その後はヤビツ峠に下山し、バスまで時間があったので、蓑毛まで下りました。
このルートは舗装路歩き含め、20km越えのコースで、歩き応えがありましたが、初日の出を含め、いい登り初めになったと思います。ただ、いかんせん深夜は寒かったため、歩く際のレイヤリングは重要です。
レイヤリング
アンダー MILLET / ドライナミックメッシュ
ベース marmot / 長袖ベースレイヤー
ミドル Rab / テクニカルフリース(常に着用)
シェル Rab / ソフトシェル (塔ノ岳から三ノ塔までと休憩中着用)
アウター Patagonia / レインウェア(休憩中着用)
パンツ MILLET / TYPHON WARM ST TREK PANT(旧モデル)
ナイトハイクは防寒はいつも以上にして登山することが必要です。また、ご来光を待つ間等、停滞時間が長い場合は、防寒小物が増えます。今回も、日の出を待つ時間が一番寒かったです。当店では様々なウェアや小物を取り揃えております。道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。
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