こんにちは。調布パルコ店スタッフです。
先日の休みに、大月市の岩殿山に登ってきました。
岩殿山は、標高643mの山。大月市の秀麗富嶽十二景の一座。秀麗富嶽十二景とは、大月市が選定した富士山が綺麗に見える山です。この山はその中でも大月駅から徒歩でアクセス出来、初心者でも登りやすい低山です。しかしながら、鎖場あり、岩場ありと登り応えのある山でもあります。
現在、一部ルートは通行止めのため、畑倉登山口から逆側に抜け、周回するルートが、メジャールートになるかと思います。今回も、そのルートで登ってきました。
大月駅から、東横イン方面へ歩き、舗装路をひたすら歩きます。渓谷の上を通りますが、こちらも見ごたえがあります。途中、強瀬登山口がありますが、こちらは現在通行止め。そのまま道沿いに歩きます。しばらくすると、畑倉登山口に着きます。
ここから登山が始まりますが、いきなり寄り道。鬼の岩屋に立ち寄ります。大月には、桃太郎にまつわる伝承が残ります。この洞窟は鬼の棲家で、梅雨時期には滝のように水が落ちるところが見れます。
そこから山頂まて、ひたすらに登っていきます。距離は短いものの、意外な急登を登っていくと、山頂に着きます。
山頂からは天気が良ければ、富士山が綺麗に見えます。ここから少し歩けば、東屋があり、そこからの景観が素晴らしいので、ぜひ見ていただきたいです。まさに、秀麗富嶽です。
ここからアップダウンが続いていきますが、途中に城跡が至る所にあります。ここは元々、武田氏の領地だったこともあり、山の上に城がありました。そんな歴史を感じながら歩ける、面白いルートです。
この先は、道が少し悪くなります。岩場が出てきたり、道が細くなったりしてきます。粘土質の土が滑りやすいです。慎重に歩きます。
歩いていくと、鎖場が出てきます。鎖を使わなくても上がれますが、初歩的な鎖場の歩き方が掴めるので、トレーニングに最適です。
そこからしばらく歩けば、稚子落としに着きます。ここは低山とは思えない大迫力です。切り立った岩場の足元は高度感があり、とても低山とは思えないほど。これを見る為に登ってもいいと思う程です。
その後は、若干急で足場も悪い下りを下ると、分岐があり、間もなく舗装路になります。舗装路を歩いて行けば、大月駅に戻ります。
低山ながらバリエーションに富んでおり、岩場や鎖場などに慣れるには最適な山だと思います。私もアルプスシーズンには岩場慣れの為、一ヶ月に一度は登りに来ます。距離も短いので、短時間で登れると思います。大月駅は中央線で首都圏からもアクセスがいいため、どんな方にもオススメ出来る山です。ぜひ訪れてみてください。
冬の気候になってきて、登山も保温着などの準備が必要です。当店では様々なギア、ウェアを取り揃えております。道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。
もっと深く山の事を知りたい。もっと難しい山に登りたい。
好日山荘プレミアムメンバーズではそんなお客様を全力サポートいたします☆
詳細はコチラ