山の情報・知識 Feed

2024年12月25日 (水)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

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先日、休みに高尾山から陣場山まで縦走をしてきました。

高尾山といえば、言わずと知れた、世界一登山者の多い山です。そして、そこから陣場山までの稜線は、危険箇所もほぼなく、アップダウンも少ないため、初心者向けの人気のルートです。

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この日は高尾山口から少し歩き、6号路
の登山口をスルー、高尾病院の横から入るルートでスタートしました。ちなみに、このコースを使う際は私有地を通るため、静かに、迷惑にならないように速やかに通過しましょう。

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3号路と合流するところまでは、高尾山のルート中では、比較的急な登りです。3号路と合流してからは、なだらかな登りになり、登っていくと高尾山の山頂に到着します。ただ、現在は工事による通行止め区間があるため、6号路と3号路からだと、山頂へは少し回って行く必要があります。

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山頂はやはり人出が多く、海外の方も多く見られました。天気も良く、丹沢や富士山を一望出来ました。

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その後、小仏城山へ歩き始めると、細かいアップダウンが続きます。もみじ台と一丁平は景色もいいので、こちらで休憩するのもいいかなと思います。しばらく歩くと小仏城山に到着します。

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こちらの茶屋では巨大なかき氷や、なめこ汁が楽しめます。また、巨大な天狗の顔はフォトスポットになっています。

ここから景信山までも、特に危険な場所はないですが、冬はこの辺りに来ると朝の霜柱が溶け始める時間だと思います。地面がぬかるんで滑りやすくなってくるので、注意が必要です。

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景信山からは、市街地を見渡せます。その眺望は低山ながら、なかなか見応えがあります。

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こちらは以前撮影した夜景です。ナイトハイクは慣れてないと危ないですが、この夜景は素晴らしいと思います。

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ここから陣場山までの途中には、頭上が開ける場所があり、こちらはまた違った気分で歩けます。ただ、この辺りまで来ると、体力も消耗していると思います。木の根等に気をつけて歩きましょう。

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しばらく登れば、陣場山に到着です。ここからは360°パノラマが楽しめます。また、富士山も綺麗に見えるので、ぜひ訪れてみてください。

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陣馬山で昼休憩を取った後は、栃谷尾根を通り、藤野駅方面に下ります。このルートは若干急なところがあり、他のルートよりも長い為、長く歩き体力を消耗している場合は注意が必要です。林道まで出れば特に危険なところも無い為、最後までしっかり歩きましょう。

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その後、バスに乗らずに藤野駅まで歩いて、この日の山行は終わりました。

このルートは長い距離を歩くため、縦走の入門に最適です。また、途中にエスケープルートも多く、無理せず歩けるのも魅力だと思います(丹沢等、他の縦走路はエスケープルートがここに比べると少なめです)。交通アクセスも良いので、ステップアップに是非歩いてみていただきたいルートです。

レイヤリング

アンダー MILLET / ドライナミックメッシュ

ベース Rab / 長袖ベースレイヤー

ミドル Rab / テクニカルフリース(休憩、下山時のみ着用)

アウター Patagonia / レインウェア(休憩時のみ着用)

パンツ MILLET / トレッキングパンツ

冬は低山でも、山頂の休憩時などは寒さを感じます。。冬の登山の準備が必要です。当店では様々なウェアを取り揃えております。道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2024年12月20日 (金)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

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先日、他店スタッフさん達と、山梨の牛ノ奥雁ヶ腹摺山と小金沢山に登ってきました。

牛ノ奥雁ヶ腹摺山は1,990mの山で、日本一長い名前の山で、小金沢山と並び、大月市の秀麗富嶽十二景の一座で、二番となっています。

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この日は、すずらん昆虫館に車を停め、そこから登っていきました。最初は緩やかに登っていきます。途中、林道に出たりしながら、ゆったりと登っていきます。

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途中から登りが本格的になりますが、歩きやすいルートで、特に危険箇所もなく、しばらく登っていくと、南アルプスが一望出来る、パノラマ岩に着きます。この日は天気が良かったため、綺麗に見えてきました。

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その後、景色が開け、縞枯れ地帯を過ぎれば、牛ノ奥雁ヶ腹摺山に着きます。富士山が綺麗に見え、素晴らしい眺めを堪能出来ました。ここで昼食を食べて、休憩。時間もあったので、小金沢山へ向かいました。

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笹が生い茂る稜線を30分ほど歩いていくと、小金沢山に着きます。こちらは山梨百名山の一座。そして、秀麗富嶽十二景の最高峰になります。ここからもしっかり富士山が見えました。ちなみに、手前の山が富士山の裾野を隠すように見えるのを、十二単を纏うように見えるという事で、十二景になったそうです。

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ここからは来たルートをそのまま戻り、無事すずらん昆虫館まで戻りました。

この山は標高こそ2,000mほどになり、中山のくくりになりますが、すずらん昆虫館からの標高差があまりなく、ルートも歩きやすいため、初心者の方も登りやすいと思います。交通は大月からバスが出ていますが、時期によりダイヤが違うため、事前調べが必要です。

例年、この時期は落ち葉が深くなり、歩きづらい事もあるようですが、今年は落ち葉も少なめです。富士山の眺望は素晴らしいため、ぜひ皆さんにも登ってみてほしい山です。

この日は暖かかったとはいえ、2,000mを超える山は気温も下がり、風が吹くと体感温度はさらに下がります。冬の登山の準備が必要です。当店では様々なギア、ウェアを取り揃えております。道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2024年12月 9日 (月)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです
先日、休みに丹沢の塔ノ岳から鍋割山まで歩いてきました。

 

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個人的に丹沢の中でも、塔ノ岳はよく行きます。ほぼ毎月行っていますので、これから同じ山の登山レポートも増えそうです。
しかし、隣の山ながらも鍋割山は意外と足が伸びない山だったりします。というのも、登山口が大倉から少し歩いたところにあるため、どうしても塔ノ岳に行ってしまいます。

行く時はいつも、塔ノ岳から鍋割山へ縦走しますが、今回もそのコースで歩いてきました。

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天気も良かったので、大倉から景色を楽しみながら歩けましたが、やはりこの尾根はなかなかキツい登りが続きます。花立山荘までは、ひたすら登りです。

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花立山荘に着くと、頭上が開けますが、晴れた日のここからの空は、個人的にお気に入りの景色。勝手に、丹沢版ほんとの空と呼んでいます。ちなみにほんとの空とは、福島の安達太良山にあります。高村光太郎の智恵子抄に出てくる一節ですか、丹沢も本当に美しい空です。

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花立山荘から少し登ると、塔ノ岳に着きます。晴れた日には丹沢随一のパノラマを楽しめる山です。遠くには南アルプスも見えます。ファンの多い山なのもわかりますね。

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ここから少し戻り、鍋割山へ歩きます。下りが長く、多少の登り返しもありますが、比較的緩やかな道を歩きます。ここには、ブナの原生林があります。ハイシーズンにはシオヤシロも綺麗に咲きます。

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この途中、個人的に丹沢で一番綺麗に富士山が見れるスポットがあります。この日は多少、山頂に雲がかかっていたものの、やはり大きく、綺麗に富士山が見れました。

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そうして歩いていくと、鍋割山に到着します。鍋割山からは市街地や相模湾、江ノ島や伊豆半島まで見渡せます。また、山頂にある鍋割山荘では、鍋焼きうどんが名物で有名です。ここで休憩がオススメです。

その後は下っていきますが、この下りも後沢乗越までは急なため、注意が必要です。特にこの時期は、落葉が滑るため、しっかり足元を確認しながら歩きましょう。

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後沢乗越の後は、渡渉があり、石の上を歩くような場所もあるので、慎重に渡ると、後は長い林道歩きになります。特に危険な場所はありませんが、車が通るため、そちらには注意です。こちらを歩いていけば、大倉に戻ります。

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林道歩きが長いものの、ブナ林や、沢沿いの景色を楽しめ、山頂からの景色も素晴らしい山です。また、名物の鍋焼きうどんもある為、登山者に人気の山です。ぜひ訪れてみてください。

気温も下がり、登山道も凍結する場所も出てきました。冬の登山の準備が必要です。当店では様々なギア、ウェアを取り揃えております。道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2024年12月 8日 (日)

こんにちは。 調布パルコ店スタッフです。

最近、ブログやインスタグラムで、ウェアについて紹介していますが、お客様から、結局何を着ればいいのか?という質問が多々あります。 ウェアの種類が多様化し、説明がないとわかりづらいウェアも増えてきました。私達でもそうなので、お客様からしたら尚のことだと思います。

そこで、今後調布パルコ店にあるアイテムで、シチュエーション別のレイヤリング紹介をしたいと思います。もちろん、これが正解という事はありませんが、参考にして、自分に合ったレイヤリングを見つけてみてください。

今日はまず前段階として、ウェアの種類を説明します。

アンダーウェア 例 MILLET / DRYNAMIC MESH

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ファーストレイヤー、ドライウェア等、呼び方はいろいろありますが、一言で言うと、肌着です。汗を肌から吸い上げ、肌をドライに保ち、汗冷えを防ぐウェアです。

ベースレイヤー 例 MILLET / WAFFLE WOOL CREW

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アンダーウェアの上に着る、Tシャツや、ジップアップタイプのウェアです。 吸水速乾性に優れた化繊素材や、汗冷えを感じにくいウール素材の物等があります。アンダーウェアが吸い上げた汗を、こちらが吸水し、乾かします。この組み合わせが機能するよう、ウェアを選択しなければいけません。

ミドルレイヤー 例 THE NORTH FACE  /  Expedition Grid Fleece Full Zip Hoodie

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フリースやアクティブインサレーション等、ベースレイヤーの上に着るウェアです。状況次第では、アウターレイヤーをこの上に着ます。種類や素材など様々ありますが、共通しているのは、保温性と通気性を持ち合わせ、体温調整をするウェアです。種類が多いので、ニーズに合わせて選べます。

アウターレイヤー 例 MAMMUT /  Ayako Pro 2.0 Hooded Jacket AF

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レインウェアやハードシェル、ウインドシェルやソフトシェル等、一番外に着るウェアです。雨や風から体を守るウェアになります。ゴアテックスに代表される、防水透湿素材を使用した物から、薄手のウェアまで、シーンにより使い分けます。

インサレーション 例 MAMMUT / Gravity IN Hooded Jacket AF

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ダウンや化繊綿などの、いわゆる保温着です。ダウンは軽く、コンパクトに収納できます。化繊綿のモデルは濡れに強く、保温力が落ちづらい等、それぞれにメリットがあります。

トレッキングパンツ 例 THE NORTH FACE  /  Alpine Light Pants

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厚さやシルエットで選んでいただけます。中厚手の物は、汎用性が高くオススメです。撥水性があり、多少の雨なら問題にしません。

以上が大まかですが、種類別の分類になります。厳密にはもう少し細かくなりますが、使用シーン別にはこのような分類になると思います。 今後、少しずつ例を紹介していきますので、ぜひご覧ください。

当店では、様々なウェアを取り揃えています。何か気になる事などございましたら、スタッフがご案内させていただきます。ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2024年12月 4日 (水)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

先日の休みに、大月市の岩殿山に登ってきました。

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岩殿山は、標高643mの山。大月市の秀麗富嶽十二景の一座。秀麗富嶽十二景とは、大月市が選定した富士山が綺麗に見える山です。この山はその中でも大月駅から徒歩でアクセス出来、初心者でも登りやすい低山です。しかしながら、鎖場あり、岩場ありと登り応えのある山でもあります。

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現在、一部ルートは通行止めのため、畑倉登山口から逆側に抜け、周回するルートが、メジャールートになるかと思います。今回も、そのルートで登ってきました。

大月駅から、東横イン方面へ歩き、舗装路をひたすら歩きます。渓谷の上を通りますが、こちらも見ごたえがあります。途中、強瀬登山口がありますが、こちらは現在通行止め。そのまま道沿いに歩きます。しばらくすると、畑倉登山口に着きます。

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ここから登山が始まりますが、いきなり寄り道。鬼の岩屋に立ち寄ります。大月には、桃太郎にまつわる伝承が残ります。この洞窟は鬼の棲家で、梅雨時期には滝のように水が落ちるところが見れます。

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そこから山頂まて、ひたすらに登っていきます。距離は短いものの、意外な急登を登っていくと、山頂に着きます。

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山頂からは天気が良ければ、富士山が綺麗に見えます。ここから少し歩けば、東屋があり、そこからの景観が素晴らしいので、ぜひ見ていただきたいです。まさに、秀麗富嶽です。

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ここからアップダウンが続いていきますが、途中に城跡が至る所にあります。ここは元々、武田氏の領地だったこともあり、山の上に城がありました。そんな歴史を感じながら歩ける、面白いルートです。

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この先は、道が少し悪くなります。岩場が出てきたり、道が細くなったりしてきます。粘土質の土が滑りやすいです。慎重に歩きます。
歩いていくと、鎖場が出てきます。鎖を使わなくても上がれますが、初歩的な鎖場の歩き方が掴めるので、トレーニングに最適です。

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そこからしばらく歩けば、稚子落としに着きます。ここは低山とは思えない大迫力です。切り立った岩場の足元は高度感があり、とても低山とは思えないほど。これを見る為に登ってもいいと思う程です。

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その後は、若干急で足場も悪い下りを下ると、分岐があり、間もなく舗装路になります。舗装路を歩いて行けば、大月駅に戻ります。

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低山ながらバリエーションに富んでおり、岩場や鎖場などに慣れるには最適な山だと思います。私もアルプスシーズンには岩場慣れの為、一ヶ月に一度は登りに来ます。距離も短いので、短時間で登れると思います。大月駅は中央線で首都圏からもアクセスがいいため、どんな方にもオススメ出来る山です。ぜひ訪れてみてください。

冬の気候になってきて、登山も保温着などの準備が必要です。当店では様々なギア、ウェアを取り揃えております。道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2024年11月30日 (土)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

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先日の休みに、立山で雪山登山シーズンインしてきました。

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立山連峰は、北アルプスに属します。古くから山岳信仰が残る山で、日本三霊山の一つでもあります。今もところどころに、それがわかるお堂などが見られます。また、国内では7箇所しかない氷河が二つ現存する山域です。

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立山黒部アルペンルートで2,450mの室堂まで上がる事が出来、道も整備されている事から、登山者だけでなく観光に来る方にも人気のエリアです。長野側からアクセスすると、途中には黒部ダムを通りますが、観光放水はド迫力です。開通後に富山側からのアクセスでは、雪の大谷が見れます。どちらも一見の価値があります。

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登山者の聖地、室堂。ここから、主峰であり百名山の雄山、立山連峰最高峰の大汝山、日本屈指の難峰の剱岳などにアクセス出来ます。

この日は雄山と、大汝山へ登りました。

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一ノ越までは緩やかに締まった雪の登山道でしたが、雄山までの登りは岩と雪のミックスルートで、岩の露出も多くなっていました。そのため、岩にアイゼンを引っ掛けないよう、慎重に登りました。

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雄山に登頂し、そこから大汝山まではトレースも少なく、積雪も多かったため、ルートを見極めながら歩きました。それでも何度か腰近くまで埋まりましたが。

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大汝山に登頂すると、立山連峰が綺麗に見渡せました。この辺りで風が強く吹いてきたため、下山も岩に気をつけながら、急ぎつつ慎重に下り、無事に室堂まで下りました。

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今年は冠雪が遅く積雪量が心配でしたが、雄山への登りが雪が少ない以外は、稜線上もしっかり雪があり、いい雪山シーズンインになったなと思います。

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そして、もう一つ。11月30日で扇沢〜室堂間の乗り物の一つである、トロリーバスがラストランになります。このトロリーバスは日本最後のトロリーバスのため、日本からトロリーバスがなくなる事になります。1996年の運行開始から多くの人々を運んできた、歴史の最終週に乗車出来た事は、一登山者として思い出に残る出来事でした。

来年からは、電気バスがこの区間を運行します。ハイシーズンであれば、登山をしなくても散策を楽しめます。また、登山初心者の方なら初めての3,000m峰に雄山は最適な山の一つです。登山に慣れた方なら、剱岳への挑戦も。このように、どんな方にも楽しめる、オススメの山域になっています。ぜひ、訪れてみてください。

当店では、雪山登山に必要なギアを揃えております。また、雪山登山の経験豊富なスタッフもおります。また、好日山荘グループでは、机上講座から野外講座まで、雪山講習も行っております。疑問がありましたら、ご説明、ご案内をさせていただきます。是非、ご来店いただき、なんでもご相談ください。


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2024年11月20日 (水)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

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先日の休みに、丹沢の大山に登ってきました。 大山は神奈川県の丹沢山塊にある、標高1,252mの山で、日本三百名山の一座。眺望が良く、ケーブルカーがある事から、登山者に人気の山です。

また、山岳信仰の山でもあり、阿夫利神社、大山寺が山内にあります。山の別名を雨降り山、ともいう、雨乞いの神様がいる山とも言われます。

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今回は、一番登山者が多いルートで登りました。まず、バス停から歩くとすぐに、こま参道に入ります。ここには地面にこまのレリーフが入っており、このこまを数えながら歩くと、楽しいと思います。

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こま参道が終わると、ケーブルカーの駅です。これに乗って、標高695mの阿夫利神社下社まで上がれるため、初心者でも登りやすいと言われます。ただ、今回はケーブルカー不使用です。

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男坂と女坂の分岐から、男坂を上がっていきます。男坂は、石段をひたすらに登っていく、まさに参道といった感じ。傾斜もあるため、なかなかキツイです。雨の時は石段が滑りやすいため、このルートはオススメしません。

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男坂が終わると茶屋があります。ここののぼりは有名で、どう見てもルーメソに見えます。何と読むかは、人それぞれだそうです。

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ここがケーブルカーの終点でもある、阿夫利神社です。ここからは市街地が一望でき、素晴らしい眺望を楽しめます。登山をしない方でもここまで来て、景色を楽しむだけでも良いのではないでしょうか。ここにある茶寮の抹茶ティラミスは有名です。

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神社内には名水が湧き出ています。ここまでに消費した水分を補給するのに丁度良いです。ここから本格的な登山道に入る為、補給していきましょう。

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ここから、表参道ルートで、山頂を目指します。いきなりの長い階段です。人によってはここが一番厳しいとか。頑張って登ります。

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表参道ルートには下社の一丁目から山頂の二十八丁目まで、標識があります。自分の歩く目安になる為、目印にピッタリです。

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また、各所に見どころがあるのも、この登山道の特徴。一枚目が牡丹岩。二枚目が天狗の鼻突き岩です。他にもあるので、是非探してみてください。ちなみに、大山も天狗伝承のある山です。

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こちらは富士見台。この日は曇天で、三ノ塔までしか見えず。

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晴れていれば、このように富士山が綺麗に見えます。

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ヤビツ峠との分岐を過ぎると最後の登り。急登ですが、ここを登り切れば山頂です。

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そうして歩くと、山頂に到着しました。こちらには阿夫利神社本社があります。

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山頂から少し下りた展望台からの眺望は絶景です。相模湾はもちろん、好天なら房総半島まで見渡せます。この景色が人気の一つではないでしょうか。

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下山時、鹿の群れに遭遇しました。熊鈴が鳴っているというのに、全く動きません。人間にだいぶ慣れてしまっていますね。

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下山は女坂で下山してきましたが、途中で大山寺を通ります。こちらは関東三大不動尊の一つ。また、紅葉の時期になると、この階段が紅葉のトンネルの様になります。この色づきなので、まだギリギリ紅葉が楽しめそうです。

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女坂には七不思議というスポットがあります。是非七か所探してみてください。

大山はケーブルカーがある為、初心者向けと紹介されることが多い山ですが、ケーブルカーを使用しなければ、短い距離でなかなかの高低差を登る為、登山に慣れた方でも楽しめる山だと思います。また、ケーブルカーに乗って、大山寺や阿夫利神社をめぐるだけでも楽しめるため、観光で来るのにも良い山です。人気になるのも納得の山なので、是非行ってみてください。

冬の気候になってきて、登山も保温着などの準備が必要です。当店では様々なギア、ウェアを取り揃えております。道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2024年11月 4日 (月)

こんにちは。

昨今、山岳遭難のニュースが多々流れてきます。特に、日本アルプスや八ヶ岳の遭難のニュースは、皆様も目にする事もあると思います。

しかし、実は山岳遭難の多くは、2,000m以下、いわゆる低山で起きています。その比率は81%。2,000m以上は19%に過ぎず、3,000m以上になると、全体の1%に過ぎません。

そして、その原因のトップが道迷いで、次いで転倒、病気等による行動不能と続きます。道迷いから連鎖して起こる事も多く、山に入る際は低山であっても対策が必要になります。

現在では道迷いしない為に地図を持つ事はもちろん、YAMAPやヤマレコ等のGPSアプリは必携となっています。また、登山届の提出は必須です。それに加え、山岳保険に入る事も重要です。ただ、山では突発的なリスクがあるのも事実。その為の備えも必要です。

遭難し、捜索になった場合、多額の費用が掛かります。特に、民間の捜索を依頼した場合、長ければその費用は数千万にもなります。

それを防ぐためには早期発見が重要です。今回はその為の対策をご紹介します。

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スタッフ個人 契約貸与品

■ココヘリ

会員制の山岳捜索サービスで、こちらの発信機の電波を受信器でキャッチ、早期発見に繋げます。発見率は96%と、高い確率を誇ります(発信機携行、登山届提出時)。

また、費用負担も民間捜索の費用も補助されます(ココヘリ手配活動限定)。その為、遭難が起こってからのサポートを手厚く行っています。

それだけのサポートがありながら、その会費も年額¥5,500(税込)と、月額¥500と少額となっており、登山をされる方には嬉しい価格です。(初回、発信機送料別途)

先述の通り低山による道迷いは、遭難理由の中で最多となっています。過去にはそのまま行方不明になったり、死亡事故も起きています。低山での遭難などで発信機があれば、早期発見に繋がります。自身の命を守る為にも、登山用品店としてはこういった備えは必ずして頂きたいと考えています。

当店では、ココヘリの会員登録を店頭にてご案内させていただいております。スタッフまでお問合せ下さい。

その他、道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2024年11月 3日 (日)

登山を始めた方が、ステップアップに考える一つが、雪山登山ではないでしょうか。今年は雪山登山を始めてみたい方もいると思います。

そんな皆様が待っていたであろう、雪山ギアが入荷しています。

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夏の登山とは異なる注意点が多数ある、雪山登山では、必要になるギアも増えます。代表的な物ではアイゼンや、ピッケル等。

今回はその中から、アイゼンの紹介です。

Petzl / VASAK 12本爪

¥29,810

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ワンタッチアイゼンながら、セミワンタッチアイゼンとしても使用出来る為、冬靴以外の後コバが付いているシューズであれば、装着可能です。

12本爪であるため、雪面をとらえやすく、安定した歩行がしやすいです。長い前爪で、硬い氷壁にも蹴り込んでも深く入る為、急斜面にも強いモデルです。そのため、通常の雪上歩行から、バリエーションルートまでご利用いただけます。汎用性の高いモデルです。

Petzl / IRVIS 10本爪

¥24,860

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こちらはバサックの10本爪タイプ。大部分は同じような作りですが、中央部の歯が少ないタイプです。シューズの小さい方などはこちらのモデルのご利用になります。歯が少ない少ない事がデメリットとなるシチュエーションもありますが、コンパクトで軽量な為、汎用性はさらに高くなります。

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その他、雪山に必要なギア、ウェアを当店では取り扱っています。
スタッフも雪山経験のあるスタッフがいますので、お客様の質問にお答えします。どこから登ればいいかわからない等がありましたら、おすすめの雪山の紹介などもさせて頂きます。

その他、どんな事でも、お困りの事などございましたら、お気軽に来店、ご相談ください。お待ちしています。

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2024年10月29日 (火)

こんにちは。

先日、山仲間と栃木、群馬の日光白根山に登ってきました。

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日光白根山は、深田久弥の日本百名山の一座。標高は2,578mで、北関東以北の最高峰の山です。

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高山ではありますが、ロープウェイで2,000mまで上がることが出来るため、標高差は600m程。

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また、ロープウェイ山頂駅にはレストラン、グリーンシーズンには展望台に足湯もあるなど、登山しない方にもおすすめです。

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この日はロープウェイで山頂駅まで上がり、そこから登山開始。緩やかに登り続け、1時間半程で森林限界付近まで。

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その後、ザレ場を30分程登ると山頂に到着しました。

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山頂からは北関東の名山や、遠くには北アルプス、富士山まで見える、360°パノラマです。山頂付近には、奥白根山神社が鎮座しています。

ロープウェイ駅には温泉もあり、登山の疲れを癒せます。標高差も少な目なので、初心者の方にもおすすめ出来る名山です。初めての百名山にいかがでしょうか?

山頂は気温も下がり、上着が必要でした。当店では行動中、休憩中のウェアも多数取り揃えております。道具や山の疑問など、何でもお答えしますので、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。

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