ハイキング Feed

2025年2月11日 (火)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

現在、当店でミレーの好日山荘100周年記念コラボフリースを発売中です。

※数量限定販売

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MILLET

【POLARTEC POWER GRID HOODIE】

(ポーラテックパワーグリッドフーディ)

税込19,800円

ユニセックス:XS~XL

ポーラテックパワーグリッドを採用した、軽量・薄手のフーディータイプです。適度な保温性と通気性を合わせ持ち、体温を保ち続けます。バラクラバタイプのフードとサムホールがあるため、体温の調節がしやすいのも特徴。また、ストレッチも効いており、動きを妨げない設計です。

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好日山荘100周年のワッペン付き

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これからに時期の行動着や、春以降の保温着に最適です。ぜひ店頭にて袖を通し、その着心地を実感してみてください。

 

当店では、様々なウェアを取り揃えています。何か気になる事などございましたら、スタッフがご案内させていただきます。ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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もっと深く山の事を知りたい。もっと難しい山に登りたい。

好日山荘プレミアムメンバーズではそんなお客様を全力サポートいたします☆

詳細はコチラ

2025年2月 9日 (日)

こんにちは。

先日、他店スタッフと埼玉のご当地アルプス、飯能アルプスを歩いてきました。

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飯能アルプスは、埼玉県飯能市、秩父市を結ぶ、低山が連なる稜線の総称です。一般的には、飯能の天覧山から伊豆ヶ岳を結ぶ稜線をこう呼びます。

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トレランコースとしても人気で、低山ながら、アップダウンも多く、歩きごたえのあるコースです。

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今回は吾野駅から、大高山、天覚山を経由して、かまど山を経由して武蔵横手駅へ降りるコースを歩きました。

吾野駅からのスタートだけが分かりづらいですが、その他はルートも明瞭で、歩きやすいコースだと思います。夏は低山で暑いので、今の時期こそオススメしたいコースです。

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大高山、天覚山共に見晴らしが良く、天覚山からは都心まで見えます。

低山ですが満足感の高い山域で、エスケープルートも多い為、コース選択の自由度も高いです。初心者の方からトレイルランナーまで、オススメ出来るコースです。ぜひ歩いてみてください。

レイヤリング

アンダー MILLET / ドライナミックメッシュ

ベース THE NORTH FACE / 長袖ベースレイヤー(ウール化繊混)

ミドル Rab / テクニカルフリース

シェル Rab / ソフトシェル(休憩時着用)

アウター Patagonia / レインウェア(着用せず)

パンツ karrimor / トレッキングパンツ

当店では様々なウェアやギアを取り揃えております。また、経験豊富なスタッフもおりますので、道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。

皆様のご来店、心よりお待ちしております!!


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2025年2月 8日 (土)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

2025年も1ヶ月が経ちました。昨年末に個人的な2024年のベストバイギアをブログにしましたが、今回は振り返り企画の第二弾。

2024年の山行をランキングにしてみました。BEST5形式にしますが、長くなりそうなので、5位、4位はサラッといきます。

▪️5位 雪山シーズンイン 初冬の立山

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5位はこちらにも載せた、冬の立山です。3,000m級の冬山は初めてでしたが、景色も素晴らしく、いい雪山シーズンインが出来ました。



▪️4位 日帰り八ヶ岳縦走

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4位は八ヶ日帰縦走。台風の関係で、日帰りでの縦走になりました。
八ヶ岳山荘を出発し、阿弥陀岳〜赤岳〜権現岳〜編笠山と歩き、観音平に下山。中々にハードなコースでしたが、雨にも当たらず、楽しい山行でした。



▪️3位 年越し登山 冬の天狗岳

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3位は冬の八ヶ岳、天狗岳。大晦日に黒百合ヒュッテに一泊し、初日の出を見ながら天狗岳に登ってきました。

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初日は渋の湯から黒百合ヒュッテへ。雪が少なく、少し不安でした。黒百合ヒュッテは最近改装し、中が綺麗で暖かく、一度もダウンを着用しないほど。通年営業で、宿泊にもオススメな山小屋です。大晦日という事で、夜はコンサート等のイベントもあり、楽しい山小屋泊でした。

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二日目は前日に雪が降ってくれたので、雪山を楽しめました。風が強くなっていましたが、東天狗岳へ登り、西天狗岳へ。そこから唐沢鉱泉を経由して下山しました。

初日の出も見れて、雪の八ヶ岳を楽しむ事も出来た、素晴らしい登り納めと登り始めでした。



▪️2位 南アルプス深部縦走 聖岳〜赤石岳〜荒川中岳〜悪沢岳

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2位は、2泊3日の南アルプス縦走。聖岳から悪沢岳まで縦走しました。

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初日はバスの関係でスタートが遅くなり、聖岳までの登りがかなりキツかったです。到着した避難小屋の屋根も半分落ちかけている中眠るなど、全体的にハードでした。

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2日目は晴天の中、急登を登り赤石岳に登頂。素晴らしい眺めに感動しながら、荒川中岳までの登りも乗り切り、中岳避難小屋に宿泊しました。夕日も綺麗に見えて、まさに最高の1日でした。

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3日目は生憎、ガスガスの中でしたが、最終目的地の悪沢岳に登頂し、そのまま椹島まで下山しました。

雷鳥にも出会い、天気にも恵まれ、素晴らしい山行になりました。1位と迷いましたが、強いて言うと、交通アクセスが悪いというところ。特に昨年は椹島までは、東海フォレストのバスしか入れず、スタートが遅くなったりと、初日の苦戦の原因になったので、2位にしました。

それでも、最高の3日間でした。皆様にもオススメしたいルートです。



▪️1位 穂高連峰縦走 西穂〜ジャンダルム〜奥穂〜前穂

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1位は北アルプス、1泊2日の穂高連峰縦走。北アルプス最難関縦走路、ジャンダルムに行ってきました。

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天気の関係で、予定していた2泊3日から1泊2日に変更。時間の関係でロープウェイが使用出来ず、上高地から西穂高岳へ登り、初日からジャンダルムに突入しました。

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西穂高岳から先は逆層スラブ等、危険な岩場が続きますが、落ち着いていけばホールドや、ステップはしっかりあるので、ルートファインディングを確実にし、無事にジャンダルム登頂を出来ました。ジャンダルムから先もロバの耳、ウマノセと難所が続きますが、引き続き落ち着いて超え、奥穂高岳に。その後、初日の宿泊場所、穂高岳山荘に到着。一応、近くの涸沢岳も登りました。

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2日目は吊り尾根を通り、前穂高岳へ。前穂高岳山頂直下は急な岩場なので、気をつけて登り、登頂。その後、重太郎新道を下り、岳沢小屋へ。この辺りで、猿に猛スピードで周囲を回られ、怖くなって熊鈴を鳴らしながら、急いで上高地へ下りました。

こちらを1位にしたのは、2024年最大の目標にしていた山だった事と、リスケしてまで行った甲斐があった事です。登山を始めて、憧れていたジャンダルム。こちらに登れた感動は、筆舌に尽くし難いものでした。結局、天気も最高で、最高の思い出になったこちらを1位にしました。

以上、2024年の山行ランキングでした。皆様も山行を振り返ってみてはいかがでしょうか。また、今回の山行を見て、参考にしていただければ嬉しく思います。


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2025年2月 7日 (金)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

MILLETの今期の新作ザックが、当店に入荷しました。どちらも軽量かつ背負い心地も損なわない、さすが老舗メーカー、ミレーのザックといった感じです。

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PARMELAN 25 ¥26,400(税込) 25L/880g

(画像は35L。調布パルコ店は25Lのみ取り扱い)

耐久性とフィッティングの良さを保ちながら、軽さを追求したバックパック。

特徴

・メインの生地に耐久性の高い200D UHMWPEを採用

・フロントアクセスジッパー付きロールトップ

・ショルダーフィッティングの調整が可能なトップスタビライザー

・取り外し可能なボディフィットストラップ付きヒップベルト

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GRX 22 ¥20,900(税込) 22L/890g

GRX 17 ¥19,800(税込) 17L/840g

フレーム内蔵の軽量ハイキング用バックパック。

特徴

・フィッティングの良いベスト型ショルダーハーネス

・アウターシェルなどの収納が可能な大型フロントポケット

・左サイドヒップベルトに拡張式ポケットを内蔵

どちらも軽量でありながら、ヒップベルトの取り外しなどで、臨機応変に使用できるザックです。ぜひ店頭にて試してみてください。

皆様のご来店、心よりお待ちしております!!


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2025年1月31日 (金)

こんにちは。調布パルコ店、スタッフです。

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仕事の前に、サクッと高尾山に登ってきました。

高尾山はコンディション調整や、時間がない時に短時間で登れるため、頻繁に来ます。

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今回は高尾山口から、病院横を抜け3号路を通り、山頂へ。その後稲荷山コースで下山しました。登り初めの琵琶滝との合流点では、お地蔵様が並んでいる場所があります。

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稲荷山コースは1号路と並び、歩きやすいルートだと思います。整備もされており、登山者数世界一の山は、こういった整備に携わる方々の努力も、その一端を担ってくれています。感謝ですね。

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高尾山は平日でも人が多いため、人の少ないルートを選ぶようにしています。

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登山口にはココヘリのショップがあります。ココヘリの入会者の方は是非、携帯して寄ってみてください。また、ココヘリに興味ある方も、丁寧に案内してくれるので皆様、行ってみてください。

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高尾山は登山だけでなく、グルメや薬王院でのお参りなど、楽しみ方は多岐にわたります。ぜひ、自分なりの楽しみ方を見つけてください。

レイヤリング

アンダー MILLET / ドライナミックメッシュ

ベース Rab / 長袖ベースレイヤー

ミドル karrimor / mountain zip-up(着用せず)

アウター Patagonia / レインウェア(着用せず)

パンツ karrimor / トレッキングパンツ

当店では様々なウェアやギアを取り揃えております。また、経験豊富なスタッフもおりますので、道具や山の疑問などでお困りの事などございましたら、ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2025年1月29日 (水)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

まだまだ寒い日が続き、日本海側では大雪も降っています。今年は昨年に比べ雪も多く、雪山登山を楽しめそうです。

これから雪山登山を始めようという方もいるかと思いますが、どこから登ればいいかわからない方もいるのではないでしょうか?今回はそんな方に向け、初めての雪山登山にオススメの山の紹介です。

▪️入笠山

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入笠山は長野にある、標高1,955mの山で、南アルプスの最北部に位置する山です。ただ、南アルプス国立公園には含まれていません。

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山頂近くまで富士見パノラマリゾートからゴンドラが通っており、距離も高低差もそこまでではなく、比較的登頂が容易な山です。山頂からは360°パノラマが楽しめ、南アルプスや中央アルプス、八ケ岳や遠くには北アルプスまで望むことが出来ます。

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また、途中には山小屋があり、宿泊も可能で、その中でもヒュッテ入笠は料理に定評のある山小屋です。(有名だったビーフシチューの提供は、昨年終了しています)

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私は2023年に登りに行きましたが、山頂まできついところも無く、山頂の景色も素晴らしいため、オススメしたい山です。富士見駅から無料送迎バスが出ており、アクセスも良好です。雪山登山の第一歩に是非登ってみてください。

当店では、雪山登山に必要なギアを揃えております。また、雪山登山の経験豊富なスタッフもおります。また、好日山荘登山学校では、机上講座から野外講座まで、雪山講習も行っております。疑問がありましたら、ご説明、ご案内をさせていただきます。是非、ご来店いただき、なんでもご相談ください。


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2025年1月26日 (日)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

素材の話、第三弾という事で、今回は化繊綿のお話、その中で代表的なプリマロフトについて書きたいと思います。

▪️PRIMALOFT

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おそらく、化繊中綿の中で最も有名な素材がこのプリマロフトだと思います。アメリカの軍隊がダウンに代わる保温素材の開発を企業に依頼し、誕生しました。ダウンとは特徴が異なります。

・メリット
濡れても、保温力が下がりづらい。行動着にも使用可能。
洗濯機で洗えるため、手入れが楽。気を使わずに使いやすい。

・デメリット

重量当たりの保温力がダウンに劣るため、ダウンより重くなる事が多い。

ダウンより潰れないため、若干かさばり、携行性に劣る。

種類で用途が変わるため、選ぶのに若干知識がいる。

休憩から行動中まで、様々なシーンで使用出来る事が強みです。濡れても保温力が下がり辛く、ダウンに比べると通気性もあるため、雨天時や雪山の行動中にも使用可能です。また、種類も様々で、用途によって選ぶことができます。汗をよくかく行動量の多い登山や、雪山の様に濡れる恐れが多い登山では、化繊綿を選ぶ事が多いと思います。手入れも洗濯機で洗えるため、気兼ねなく使用できます。

ただ、素材自体の保温力はダウンに劣るため、中綿の量が増える分、重量が重くなりがちでかさばります。そのため携行性ではダウンに劣ります。最近ではダウンに近い性能の素材も出てきてはいますが、未だに休憩中の保温着としては、ダウンに軍配が上がります。

また、素材の種類によって特徴が変わるため、選ぶのに特徴の把握が必要になります。この辺りは登山用品店の店員に聞けば解決はするので、自分の使用したいシチュエーションを明確に伝えましょう。

以下、素材の特徴になります。まずは、グレードが3種類です。

シルバー→スタンダードなグレード。撥水、保温、通気と一通り持ち合わせる。特筆すべき欠点のない、まさにスタンダード。登山用のウェアに使用されるのは、主にこちらか、ゴールド。


ブラック→シルバーに比べ、撥水なし。保温、通気はさほど変わらない。安価で主に街用のウェアや手袋、ネックゲイター等の小物に使用される。

ゴールド→繊維が細かく、圧縮性と保温力が高い、最高グレード。板状の素材で、独立していないため、破れても飛び出しにくい。登山用のウェアに使用されることが多く、ビレイパーカーなどはこれが多い。

値段もブラック<シルバー<ゴールドの順になります。基本的にはシルバーかゴールドのウェアを選んでいただくと思いますが、ゴールドの中で、いくつか種類があります。

ゴールドインサレーションサーモプリューム

→ダウンの羽を模した素材で、550FP相当の保温力になります。もちろん濡れに強いです。この素材を使用したウェアを試着しましたが、かなりダウンに近く軽量なため、使い勝手はかなり良さそうです。

ゴールドインサレーションクロスコア
→ゴールドの素材に、エアロゲルという樹脂素材を入れ、保温力を更に高めたモデルです。通常のモデルよりも50%近く保温力が上がっています。


ゴールドインサレーションアクティブ

→通気性が高く、保温力を持たせながら通気性も損なっていません。アクティブインサレーションに使用されることが多いです。

以上、プリマロフトについての説明と種類分けでした。最近ではダウンを模した素材の登場で、より軽量でダウンに近いウェアなども出てきています。ダウン程気を使わず使用出来るため、特に冬は頼れるウェアです。またアクティブインサレーションなら行動中も使用しやすいです。用途の違いなどは、是非店頭で質問してみてください。

当店では、様々なウェアを取り揃えています。何か気になる事などございましたら、スタッフがご案内させていただきます。ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2025年1月24日 (金)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

先日、カリマーのウェアをフィールドテストしてきました。レビューをしてみたので、参考にしてみてください。登った山は、山梨の岩殿山です。

karrimor / mountain zip-up

¥11,000

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表地のメッシュ

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裏地の起毛

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サムホール

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Octa cpcpを、編み込んでフリースにしたテクニカルフリースです。Octa cpcpを使用する事で、通気性がかなり高いミドルレイヤーです。保温性は1枚ではそこまでと言ったところですが、シェルジャケットを組み合わせる事で、通気を抑えると、かなり暖かくなるウェアです。

基本的にはミドルレイヤーですが、今回は冬のベースレイヤーで使用出来ないか、というテストをしてみました。以下、まずはメリットとデメリットを述べます。

○メリット
・通気性が高いので、オーバーヒートせず、快適に歩ける。
・シェルを上から着れば、かなり暖かくなる。低山で使用するなら、1枚持っていくウェアを減らせるかも。
・汗をかいても、しっかり吸汗してくれる。速乾性も、なかなか良い。特に表地のメッシュはかなり乾くのが早い。

○デメリット
・おそらく、高山の樹林帯では通気性が高すぎるため、レイヤリングは必須。寒い。
・生地が薄いため、ザックの相性次第では、生地が左右どちらかに寄ってくる。また、サムホールを使わないと、生地が捩れる。
・人によっては毛足のチクチクが気になる。インナーレイヤーで解決可能か?

以下、使用レポート

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大月駅をスタートし、畑倉登山口へ向かいます。歩き始めは空気は冷えているように感じても、体は暖かいという不思議な感じです。ただ、歩き始めて10分ほどで袖の捩れと、生地の寄りを感じ、通してなかったサムホールに指を通しました。通すとどちらも改善されましたが、基本的にはサムホール使用が前提になりそうです。また、背中に若干のチクチクする感じがありました。個人的には気にならないレベルでしたが、人によっては不快感になるかもしれません。今回はミレーのドライナミックメッシュの上でしたが、ファイントラックのドライレイヤーの方が、チクチクは軽減されそうです。

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その後、畑倉登山口から登り始めますが、登り始めると暑くなります。そうなると、素材の通気性が活きてきます。蒸れず、快適に歩けます。また、汗処理能力も高く、特に表地のメッシュはすぐ乾きます。汗を袖で拭ってから、10分ほどで乾いていました。ただ、相変わらず多少の生地の寄りは感じます。

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岩殿山の山頂に到着し、見晴台で休憩します。この時、シェルを上から着ていましたが、こうすると素材の通気性が抑えられ、保温性が発揮されます。ここに来るまでのひんやりした感じはなくなり、暖かさを感じました。Octa cpcpの汎用性の高さを実感します。

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ここから鎖場に行き、稚児落としを目指します。シェルを着たままでは暑いので、またベースレイヤー1枚です。汗をかいても、中の起毛生地はしっかり汗を逃がしてくれます。表のメッシュに逃がして、汗を乾かす感じではなく、起毛している裏地が吸汗し、乾かしてる感じです。そのため、汗の量が増えすぎると保水しきれなくなりそうです。冬ならば問題ないでしょう。



鎖場では特に問題はありませんでしたが、生地自体はストレッチしないため、クライミングだと使いづらいかもしれません。また、強度も高くはないので、引っ掛けたら破れると思います。通常の登山でそんなシーンはないので、問題にはなりませんが、枝などには気をつけましょう。

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下山し、電車に乗りました。その時点で、既に汗は乾いており、一日中汗で不快感を感じる事はありませんでした。性能の高さは想像以上で、これから使う頻度が増える事は間違いないウェアです。1軍入りです。

以下、結論になります。
○ベースレイヤーとして使用可能。ただ、若干工夫が必要。クルーネックタイプがあるため、ベースレイヤーならこちらを推奨。ベースレイヤーとしては尖った性能のため、基本はミドルレイヤー。



まず、厚手のベースレイヤーとして使うのは問題ないですが、人によってはチクチクが気になりそうです。また、生地の寄りと捩れはベースレイヤーとしては、かなり気になります。サムホールを通せば袖は問題なくなり、ウエストベルトで寄りも軽減出来ます。しかし、ULザックなどのウエストベルトが細い物だとずれてくると思います。



通気と保温に関しては、全く問題ないです。吸汗速乾も良く、軽量と性能はかなり高いです。今回はベースレイヤー運用でしたが、ミドルレイヤー使用で、運動量の多い方ならポーラテックアルファダイレクトとの2択になると思います。使用頻度もかなり高くなりそうです。

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ベースレイヤーとしての使用であれば、フルジップよりもクルーネックタイプの方が使いやすそうです。ジップがある分、更に寄ってくるのが気になるので、クルーネックならその心配もなさそうです。首周りの保温はネックゲイターでしましょう。

サイズ感ですが、ベースレイヤーにするか、ミドルレイヤーにするかで変わると思います。173cm/67kgの私だとベースならM、ミドルならLを選ぶと思います。多少手が長い事もありますが、Mだとサムホールに指を入れると、長さがギリギリです。この辺りは、店頭で試着してお選びいただければと思います。

以上がレビューになります。ミドルレイヤーながら、ベースレイヤーでも使用出来る、かなり汎用性の高いウェアです。用途によってサイズと、クルーかジップかを選んでいただければと思います。機能は間違いなく高いため、オススメ出来るウェアです。ぜひ、店頭で試してみてください。

当店では、様々なウェアを取り揃えています。何か気になる事などございましたら、スタッフがご案内させていただきます。ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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2025年1月18日 (土)

こんにちは!好日山荘調布パルコ店です!

先日大野山に行ってきました(* 'ᵕ' )☆
大野山は神奈川県山北町に位置していて、山頂からは綺麗な富士山、丹沢湖を見ることができます!

今回はJR御殿場線 谷峨駅からスタートして、山北駅に向かうコースにしました!

最近では志田未来さんが主演のテレビ東京のドラマ 下山メシ3話でも紹介されていました!

4月から11月頃まではヒルに注意が必要ですが、この時期は大丈夫でした!

谷峨駅から登山口に向かうまでは所々に案内板があり、非常に分かりやすかったです。途中の橋は最大10人までしか同時に渡れないそうです。(パルコのエレベーターの制限人数より少ないです笑)

登山道に入ってからも途中途中で車道(?)に出るのでガッツリ登山!という感じではありませんでした。

途中にはバイオトイレもありました!
地元の方が作ったと思われるジャムや漬物も販売されていました。今回は梅ジャムを購入しました!
家に帰ってからクラッカーに載せて食べたのですがすごく美味しかったです!山崎さんありがとうございます!!

先に進んで行くとうさぎさんが「東京スカイツリーと同じ高さ」という看板を持って登場🐰

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風はとても強かったですが所々にいる動物たちの像に癒されていました(*´ω`*)

山頂からは大きな富士山!!!
が見えるはずなのですが少し曇っていたので綺麗な富士山は見えませんでした( ; ; )またリベンジしたいです。

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地蔵岩コースから下山しようとすると薫の野牧場というところに放牧されているウシさんが!!!かわいい!!!!!!!!!!ウシさんに会えたらラッキーらしいです(^-^)v

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さらに下っていくとまたまた「東京スカイツリーと同じ高さ」という看板と共にうさぎさんと天狗(?)さんが!

登山口を抜けると住宅街の中に名物姉妹、丹沢クリステル・キャサリン姉妹が!

道中には店主さんも雰囲気もとても素敵なカフェにお邪魔しました。飲んだことがないマンデリンという珈琲をいただきましたがすっっっっごく美味しかったです!持って帰りたいくらい美味しかったです!!次来た時は別の珈琲も飲んでみたいです!

スタッフAの2025年登り初めは大野山でした!

今年もたくさんの山に行けるといいなぁと思っております。

今年もよろしくお願いいたします。

2025年1月17日 (金)

こんにちは。調布パルコ店スタッフです。

先日、フリースの素材についてブログを書きましたが、今回は主にダウンについて書きたいと思います。

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インサレーション(保温着)の代表的で、真っ先にあがるのが、ダウンではないでしょうか。街着でも着ている人が多く、冬の時期には購入に来る方も多数います。ただ、意外に特徴は知らない方も多いのではないでしょうか?

・メリット
グラム数あたりの保温力が高く、軽い。
小さく収納出来るため、携行性が高い。

・デメリット
濡れると保温力低下。行動着には向かない
手入れが若干面倒

テント泊や好天時の休憩中に着用する事が多くなります。軽くて暖かく、保温力が高いため、防寒ウェアとしてよく選ばれます。特に真冬のテント泊等で荷物が増えると、軽量で小さく収納出来るダウンは重宝します。キャンプでは運動量が少ないため、ダウンを選ぶことになると思います。

ただ、水濡れに弱く、一度濡れると保温力が極端に低下します。これは雨や雪のみならず、自分の汗による濡れも原因になります。モデルによっては生地やダウン自体に、撥水加工をしているモデルもありますが、基本的には行動中には着用せず、休憩時に着るウェアになります。また、家で洗濯する際は洗剤が専用の物が必要だったり、クリーニングに出した方が良かったりと、手入れが若干面倒です。

○フィルパワーとは?(以下FP)
一般的にFPが高い製品が暖かいと思われていますが、これには若干の注意が必要です。
FPとはグラムあたりの羽毛の膨らみ具合(かさ高)の数値で、数値が高いほど空気を含み、保温力が高くなります。そのため、数値が高いと、少ない量で保温力が高く、軽量なダウンになります。ただ、FPが低くても、ダウン量が増えれば、多少重量が増えても暖かくなるという事でもあり、一概にFPだけで判断は難しいです。
一般的に650FP以上が高品質と言われており、登山ブランドのダウンに関しては、650FP以上の商品が主になっています。

○ダックダウン グースダウン

ダウンというくくりでも、ダックダウンとグースダウンがあります。ダックダウンはアヒルの羽毛で、グースダウンはガチョウの羽毛です。一般的にはグースダウンの方が高品質と言われており、高価になっています。中にはホワイトグースという超高級ダウンを使用しているブランドもあります。

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○フェザー

ダウンウェアの表示を見ると、フェザーの表記がありますが、フェザーはかさ高が高くなり、型崩れを防ぎます。保温はダウンが担う部分が大きくなりますが、フェザーも欠かせない素材です。

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以上、ダウンについての説明でした。最近ではダウンと化繊の混合のウェアが出ていたり、ダウンウェアの素材でなく、裏地に熱反射する生地を使用し保温力を高めるウェアなども出てきています。使用や手入れに気を使う部分はありますが、冬はもちろん、夏のテント泊等でも頼れるウェアです。是非一度使用してみてください。

当店では、様々なウェアを取り揃えています。何か気になる事などございましたら、スタッフがご案内させていただきます。ぜひご来店いただき、お気軽にご相談ください。


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